アイドル歴9年半の軌跡…HKT48地頭江音々に迫る卒業の時 「1人になる不思議な感覚」と向き合う今の“本音”

アイドルグループ・HKT48地頭江音々が、15日に卒業記念写真集『ねね』(玄光社)をリリースする。昨年7月にHKT48からの卒業を発表。「卒業旅行」をテーマに作られた自身2冊目となる写真集への思い、そしてグループを卒業した後の“未来”について聞いた。

今年2月に卒業コンサートを行うHKT48地頭江音々【写真:ENCOUNT編集部】
今年2月に卒業コンサートを行うHKT48地頭江音々【写真:ENCOUNT編集部】

卒業写真集は「旅行のアルバム」

 アイドルグループ・HKT48地頭江音々が、15日に卒業記念写真集『ねね』(玄光社)をリリースする。昨年7月にHKT48からの卒業を発表。「卒業旅行」をテーマに作られた自身2冊目となる写真集への思い、そしてグループを卒業した後の“未来”について聞いた。(取材・文=小田智史)

――地頭江さんは2023年1月に1st写真集『彼女の名前』をリリースしており、3年ぶり自身2冊目の写真集となります。

「当時は22歳で、今回は撮影が25歳になる直前くらいで、大人の顔になったなと思いました(笑)。あと、私はあまり写真で歯を見せてニカっと笑うことがないんですが、笑顔のショットが多い気がします。同期の豊永阿紀ちゃんに見せたら、『心を開いている人に見せる笑顔をしているね』と言われて。撮影の時、ずっと楽しかったので、本当に楽しかったんだなと自分でも見て思いました」

――前作で地元・宮崎県だった撮影地は、今回は北海道となりました。

「実は、全く縁もゆかりもなくて(笑)。『卒業写真集を出しませんか』というお話をいただいた時点で、卒業旅行に行きたいと思っていたんです。九州以外で王道な場所の候補を挙げていった中に北海道があって、私は東北から上に行ったことがなかったので、『カニを食べに行きたい!』と北海道に決めました。私、普段の旅行も自分で予定を立てられない、自分で探すとかもできなくて、一緒に行く人任せなんです(笑)。『まずはセコマ(セイコーマートの略称)に行きます』と言われて、『セコマってなんですか?』となりました。写真を撮った記憶があまりなくて、この写真集が旅行のアルバムみたいなもので、ずっと自然に笑っている感じです」

――自分なりにこだわった点やリクエストしたことはありますか?

「正直、ほぼないです。最初に言ったのは『カニが食べたいです!』だけで、カニが食べられればなんでもいいくらいの気持ちでした(笑)。名前を聞いたことがあった旭山動物園(旭川市)、北海道グリーンランド(岩見沢市)と知っている場所を言って、あとはお任せしました」

――今作では、1st写真集以来となるランジェリーと水着カットにも挑戦しています。

「1st写真集のあとから、水着のグラビアはほとんどやっていません。写真集の前も2、3回、その後も周年本で1回着たくらいで、とにかくレアです(笑)。前回写真集で撮っていただいて、これを機に水着グラビアはこれから頑張っていきたい後輩が経験できる仕事になったらいいなと思いました。ただ、今回は卒業写真集でもありますし、“ザ・グラビア”というよりは遊びの延長線上というか、友達とサウナに行っている感じの水着だったり、ホテルでの部屋着くらいのイメージのランジェリーカットだったので、あまり身構えずにできました」

アイドル歴9年半、実は「人見知り」だという【写真:ENCOUNT編集部】
アイドル歴9年半、実は「人見知り」だという【写真:ENCOUNT編集部】

写真集の出来は「200点!」

――この3年間で自分の変化は感じますか?

「1st写真集は初めての緊張もありましたし、水着やランジェリーカットもあまりやったことがなかったので、『かわいく撮ってもらいたい』『これで注目してほしい』と肩が上がるような緊張がありました。でも、今回は『卒業旅行』というテーマもそうですし、最後だからとにかく楽しめました。私、すごい人見知りで、初対面の方と打ち解けられることがあまりないんです(苦笑)。ただ、前回と同じスタッフさんもいらっしゃって、マネジャーさんもすごく仲のいい方。初めて会うスタイリストさんやメイクさんも気さくで、ずっと楽しくて。2回目で慣れたというのもあって、いい意味で何も考えてなかったから、こういういい表情なのかなと思います」

――表情以外に内面も変わりましたか?

「性格は、1作目よりは明るくなったかも……、いや、どうだろう(笑)。スタッフの皆さんがすごく陽気で、明るくて、北海道も一番楽しんでくれたのがうれしかったです。私、長女体質なので、『私がこれをしちゃいけないな』とか見守る方に入っちゃう時があって。でも、マネジャーさんを含めて『私もはしゃいでいいんだ』という気持ちにさせてくれる現場だったので、本当に楽しかったです」

――昨年7月にグループからの卒業を発表しました。今年2月11日に卒業コンサートを控えるなかで、“最後”という寂しさは?

「少しだけ、ですかね。1人での撮影だったので実感が湧いたかというと難しいですが、私たちは大人数グループなので、『1人になるってどうなるんだろう』とはふと思いました。人見知りだから交友関係が広くなくて、メンバーと会わないと1日喋らないとかも全然あるんです(笑)。劇場に行けばメンバーがいるので話したり、ふざけたり、ストレス発散したりしますけど、それが当たり前じゃなくなるのには不思議な感覚になりました」

――グループのメンバーにも人見知りしているのですか?

「めっちゃくちゃ人見知りしてます(笑)。だから、向こうからしたらきっと近寄り難いはず。でも、それを取っ払って、グイグイ来る“図々しい子”が数人、毎期現れるんです(笑)。ありがたいことに、その子たちに無理やり心をこじ開けられて、その子たちが仲のいい子につながって、さらに仲良くなることはあります」

――最近グイグイ来るかわいい後輩はいますか?

「一番新しい期でいうと、7期生で初めて選抜入りした龍頭綺音ちゃんと江浦優香ちゃん。(2024年に)加入した時も中1と中2で、本当に子どもでした。みんながかわいがっていた2人に対しても、人見知りな私は自分から行った記憶はないんですけど、気がついたら懐いてくれていて、会ったら手を繋いでいます(笑)。『今は私だから!』とか取り合いされて、『今は何の時間?』みたいになります。もうお姉ちゃん気分ですね(笑)」

――今回の写真集を自己採点すると?

「前作は120点と言ったそうです(笑)。それよりアップして200点!」

――卒業も控える中で、ファンへのメッセージをお願いします。

「卒業発表してから、私が想像していた以上にファンの方たちは寂しがってくださいました。それを見ていて、申し訳ない、心苦しい気持ちはあります。私がHKT48として過ごしてきた9年半、皆さんとたくさんの思い出があるなかで、卒業写真集を『卒業旅行』というテーマにして、『こんな未来を過ごしているのかな』『一緒に卒業旅行に行ったらこんな感じだったのかな』と思っていただけるような、これまでと今後が繋がっている一冊にしました。ぜひ、手に取っていただけたらうれしいです!」

□地頭江音々(ぢとうえ・ねね)2000年9月27日、宮崎県出身。16年7月にHKT48の4期生としてお披露目され、同年9月に劇場公演デビュー。17年のHKT48 6周年特別記念公演にて正規メンバー昇格し、チームKIVに所属。極度の人見知りながら、責任感の強い性格で頼れる存在としてグループを長年支えてきた。昨年7月に卒業を発表し、今年2月11日に卒業コンサートが行われる。ラジオのレギュラーや舞台出演経験を持つなど、個人での活躍の幅も広げている。身長158センチ。

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