新日本・辻陽太がIWGPヘビー級王座を復活 棚橋社長に直談判で「世界ヘビー」解体、伝説のベルトが再始動

1月4日に東京ドーム大会を大成功させた新日本プロレス。4万6913人、超満員札止めの観客が、“100年に一人の逸材”棚橋弘至の引退を見送った。そして5日には東京・大田区総合体育館大会も3523人という満員の観客を集めたが、今後のストーリーに大きな影響を与えそうな事件が多く発生した。その新日本が6日午後に記者会見を行い、棚橋社長と辻陽太が登場した。

IWGPヘビー級王座を復活させた辻陽太【写真:橋場了吾】
IWGPヘビー級王座を復活させた辻陽太【写真:橋場了吾】

IWGPヘビー級の歴代王者の後にIWGP世界ヘビー級王者の名前をつなげることで歴史を紡ぐ

 1月4日に東京ドーム大会を大成功させた新日本プロレス。4万6913人、超満員札止めの観客が、“100年に一人の逸材”棚橋弘至の引退を見送った。そして5日には東京・大田区総合体育館大会も3523人という満員の観客を集めたが、今後のストーリーに大きな影響を与えそうな事件が多く発生した。その新日本が6日午後に記者会見を行い、棚橋社長と辻陽太が登場した。

 最初に棚橋弘至社長が登場。自身が26年間の現役生活に終止符を打った『サンセイアールアンドディ presents WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退』を振り返り、当日の会場来場者とサブスクチャンネル『NEW JAPAN WORLD』を合わせて、約15万5千人がライブで視聴、テレビ朝日の地上波放送は350万人以上に視聴されたことを報告。また次期シリーズ『ミクチャpresents Road to THE NEW BEGINNING』(1月19日~2月8日)、そして『ミクチャpresents THE NEW BEGINNING in OSAKA』(2月11日)の主要カードを発表。若手6選手が参加するヤングライオン杯争奪トーナメント及び各タイトルマッチが行われることが発表された。

 続いて、イッテンヨンでKONOSUKE TAKESHITAに勝利し、IWGP世界ヘビー級及びIWGP GLOBALヘビー級二冠王者となった辻陽太が登場。辻はIWGPヘビー級王座及びIWGPインターコンチネンタル王座のベルトを持参。もともと置かれていた、IWGP世界ヘビー級及びIWGP GLOBALヘビー級のベルトを含め、4本のベルトがテーブルに並んだ。

 辻は「早速ベルト問題について話していきたい。俺はIWGP世界ヘビー戦を戦う前から、このベルトを取ることができたらIWGPヘビー級そしてIWGPインターコンチネンタル王座に分解し、IWGPヘビー級に戻すという話をしていた」と切り出し、IWGPヘビー級王座を本気で復活させたいと話した。

 IWGPヘビー級の歴代の王者の後に、IWGP世界ヘビー級王者の名前をつなげることで歴史を紡いでいき、IWGPインターコンチネンタル王座は封印すると語った。ただしこのベルト問題は会社と話はしているが、最終的なOKが出ていないとのことで、棚橋社長を呼び出し直談判。棚橋も正式にGOサインを出し、辻は第87代IWGPヘビー級王者に認定されることになった。

 辻は「正直に言うと、俺は棚橋さんがいない新日本プロレスは少し厳しいのではとコメントしてきた。でも、このIWGP(ヘビー級のベルト)の輝きを見ていたら、そんなことはないというふうに思えた。物事というのは、変化しているときが一番面白い。今、この新日本が一番面白いぞ。改めて自分自身に言い聞かせたい、『覚悟はいいか』と抱負を語った。

1.4に引退した棚橋弘至社長がカード発表を行った【写真:橋場了吾】
1.4に引退した棚橋弘至社長がカード発表を行った【写真:橋場了吾】

今後、IWGPヘビー級選手権がメインイベントではないときは試合をボイコットする

 以後、報道陣と辻の質疑応答へ。

――IWGPヘビーとインターコンチネンタルが統一されたときはどういう気分だったのか。

「統一されたときは、実際にリングサイドにいた。個人的な思いを語らせてもらうと、俺はIWGPヘビーのベルトを目指して新日本に入ったので、悲しい気持ちだった、自分の目指すものがなくなってしまったから。でも自分が新日本の先頭に立って戦っていく中で、これからの新日本プロレスをもっと大きく新しい世界を作っていくためには、歴史を大事にしていかなければいけないと感じるようになった。人間の辻陽太として語らせてもらうなら、この(IWGPヘビーの)ベルトのためなら命を懸けてもいいなと思っている」

――東京ドームではセミファイナルでタイトル戦があり、メインは棚橋の引退試合だったが。

「あの日は棚橋弘至がメインでふさわしかったと思っている。ただ俺は、いつでもIWGPヘビーがメインであるべきと改めて言いたい。なので、ここで一つ宣言をしたい。今後、新日本プロレスが開く大会において、IWGPヘビー級選手権がメインイベントではないときは試合をボイコットする」

――今後、IWGPヘビーとIWGP GLOBALの防衛ロードはどうしていくのか。

「それぞれのベルトのコンセプトを戻したい。今はIWGPヘビーもGLOBALも日本の中で回しているようなベルトになっているが、GLOBALは海外で試合が行われる際や、他団体や海外から外敵を迎え撃つ際に使いたい。そして、IWGPヘビーは新日本プロレスの最強の選手を決めるベルトとしてのコンセプトを守っていきたい」

――無所属軍とWAR DOGSが正式に一つのユニットとして活動することになったが。

「新ユニットの名前はUNBOUND Co.(アンバウンドカンパニー)。俺と(髙橋)ヒロムちゃんと鷹木(信悟)さんと永井(大貴)で、そろそろ改めてユニットとして発足するべきなんじゃないかということを話していた。その中で、WAR DOGSも合流したいという話があった。BULLET CLUBという名前が消えるが、そのことは彼ら(WAR DOGS)に聞いてほしい。(リーダーは?)誰だと思う? おいおい、徐々に発表していく」

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください