Travis Japan「歌って踊るでトップだと思わせたい」 ボーイズグループ戦国時代…全国ツアー初日に横アリで決意の32曲
アイドルグループ・Travis Japanが4日、神奈川・横浜アリーナで『Travis Japan Concert Tour 2026 ’s travelers』初日公演を開催した。昨年12月3日にリリースした3枚目アルバム『’s travelers』を引っ提げた全国アリーナツアーで、8か所30公演で約33万人、横浜アリーナ(神奈川公演)では4日間6公演で9万人を動員予定。この日は約1万5000人を前に32曲を歌い、踊った。

8か所30公演で約33万人を動員
アイドルグループ・Travis Japanが4日、神奈川・横浜アリーナで『Travis Japan Concert Tour 2026 ’s travelers』初日公演を開催した。昨年12月3日にリリースした3枚目アルバム『’s travelers』を引っ提げた全国アリーナツアーで、8か所30公演で約33万人、横浜アリーナ(神奈川公演)では4日間6公演で9万人を動員予定。この日は約1万5000人を前に32曲を歌い、踊った。(取材・文=ふくだりょうこ)
ツアー初日の期待が高まる開演前、観客の目の前には、テーマパークのようなステージセットが組まれていた。スタートもアトラクションに乗車する前のような映像が流れ、影アナでは、Travis Japanがそれを具現化しようとする思いを垣間見せた。
メインステージのスクリーンが開くと、いちご型のタイムマシンが……。理由は「’s travelers」は、ストラベラーズと「ストロベリー」(いちご)が似ているからだという。タイムマシンにはきらびやかな衣装に身を包んだメンバー(宮近海斗、中村海人、七五三掛龍也、川島如恵留、吉澤閑也、松田元太、松倉海斗)の姿があった。タイムマシンはメインステージから客席の上を通過し、ゆっくりとセンターステージへ着陸。『GRAVITATE』を歌唱しながらセンターステージに降り立った7人は早速、ダンスと歌で魅了し始めた。
「始まったぞ! 最高の旅にしようぜ」
宮近の掛け声にファンは大歓声で応じた。
自己紹介曲の『Unique Tigers』では、7人がステージ外周に散らばった。客席からはメンバーの名前をコールする大声がとどろいたが、中村が「そんなもんじゃないよね! もっと声出るよね!」とあおり、会場全体でのコール&レスポンスでもう一段ギアを上げた。
今回ツアーのライブは全体で5ブロックに分けられ、ブロックごとにタイムトラベルする時代が変わっていく。オープニングブロックを終え、次にTravis Japanがタイムトラベルしたのは「50’s BROADWAY MUSICAL」。そんなブロックの1曲目は『Welcome to Our Show Tonight』。衣装もシックな黒に替わり、メインステージの大階段で華麗なダンスを披露。『Swing My Way』では、タップダンスバージョンを見せた。ハットを被った7人が冒頭から横一列に並び、息を合わせてタップを踏んだ。クラシカルで大人な雰囲気を演出した2ndブロックは、松田と吉澤の『「幸せ」と「ありがとう」』でしっとりと締めくくった。
ここからはガラッと雰囲気が変わり、どこか懐かしさを感じさせる空気を漂わせた。3rdブロック「80’s AMUSEMENT ARCADE」のスタートだ。そんなブロックの幕開けは宮近、中村、松倉のトリプルカイトによる『ポジティブカイト』。曲中にはカイトコールもあり、盛り上がりが増していく。さらにここのブロックでは、中村が振り付けを担当した『O-Shan-Tee』を初披露し、大歓声を浴びた。
MCでは、前半戦を振り返りつつ、宮近が「ちょっと発表できることがありますので」と切り出した。ここでファンに知らされたのが、2ndシングル『陰ニモ日向ニモ』のリリースだ。約1年半ぶりのCDリリースとなり、会場が湧いた。さらに同曲は、WEST.の藤井流星が主演で七五三掛が出演するテレビ朝日系連続ドラマ『ぜんぶ、あなたのためだから』(10日スタート、土曜午後11時)の挿入歌になると発表。七五三掛は「(ドラマは)ラブサスペンス。流星くんと僕がタッグを組んで事件を解決していくっていう」と説明した。七五三掛の本読みを手伝った吉澤は「結構、難しかった」と実感を込めた。またこの日は同曲のニュービジュアルも解禁され、リリースまでの期待を高めた。
その後も「干支で一番強いのは誰なのか」といった話題で盛り上がるなどした。MCでは、松倉のギター弾き語りで、日本初披露となる全編英語詞の楽曲『Okie Dokie』を伸びやかな声で歌い上げた。
そして、再びタイムトラベルへ。続いての時代は「90’s ROMANCE MOVIE」。川島が振り付けを担当した『Forever Blue』でスタートし、ロマンチックな映画のような世界観を演出した。さらに、川島と七五三掛が『ねぇ、キスして』を歌唱。川島が黒い布で七五三掛に目隠しをしたり、七五三掛がその布を川島の首に絡めたりとさまざまな色っぽさを感じさせるパフォーマンスで魅了した。
最後に向かったのが5thブロック「XX’s FUTURE」。未来である。松田が振り付けを担当した『My Bestie』でスタートし、吉澤が振り付けの『Backup Plan』、七五三掛が振り付けの『Be Your Shadow』と畳みかけるように披露した。光とスモークで近未来を感じさせながら、炎が上がる演出でボルテージを上げた。さらに宮近が振り付けた『Diamond』でワイルドなステージを見せ、松倉が振り付けた『踊らなきゃ損』では、勢いのあるパフォーマンスを展開。メインステージのみならず、花道、センターステージでも躍動した。ラストはタイムマシンに再び乗り込み、7人はステージを立ち去った。
アンコールまで終えると宮近が「みんな楽しかったかい! 初日開けたぞ! Travis Japan、最高だったかい! 俺らのこと好きかい!」と呼びかけ、「俺らも大好きだよ!」と笑顔のまま叫んだ。その流れで「最後はみんなで円陣を組んでお別れしましょう」と呼びかけ、メンバーもファンも手を前に出した。そして、松倉が「俺たちと一緒に最高の景色、旅しちゃってもいいですか!」と言い、華やかなキャノン砲とともにツアー初日は幕を閉じた。

1年前は6人だった会見を7人で…川島「いいものを」
開演前には、Travis Japanのメンバー全7人が会見し、5月まで続くツアーと今年の抱負などを語った。
宮近「昨年は会見も6人でお送りしたんですけど、今年は7人そろって開幕を迎えることができて本当にうれしいです。そして、何よりもリハーサル期間を経て、自信のあるライブになりました」
それを受け、昨年は活動休止期間があった川島が口を開いた。
川島「去年はこの会見をテレビで見させてもらっていて、みんなが頑張っているのがすごくうれしかったんですけど、どこかちょっと寂しい思いがありました。なので、こうして7人で横アリのステージに新年に立てることは本当にうれしく思いますし、『7人でめちゃくちゃいいものを届ける』って決めてきました」
七五三掛も同じ思いだった。
七五三掛「6人の時と7人の時のリハーサルの感じが全然違うんですよ。7人の方が圧倒的に楽しいです。もともとキラキラしている横浜アリーナがさらにキラキラしたステージに見えましたね」
Travis Japanのツアーはメンバー自身がプロデュースしているが、今回は松倉が担当。松倉いわく、新アルバム『’s Travelers』が「コンセプチュアルなアルバム」で、「ライブも世界観たっぷりの、テーマパークやアトラクションに乗っているような感覚になれる新感覚エンターテイメントをお届けしたいです」とアピールした。
松倉「(アルバムは)いろんな時代を僕たちがTravis Japanらしくいろんなジャンルの音楽を表現しているんですけど、それが視覚的にも見えるし、Travis Japanのパフォーマンスが浴びられるコンサートになっています」
そして、松田と中村は今年のテーマを「健康」にして言った。
松田「新年からファンのみんなと会えてライブができるので、とにかく楽しみながら風邪をひかない。いっぱい寝る。いっぱい食べる。いっぱいファンの子と会う時間を増やす。で、いっぱい寝る!」
中村「何よりもTravis Japanがいろんな人に知ってもらえる1年になったらいいなと思うので、健康に気をつけながら、いっぱい寝たいと思います」
吉澤も2人と同じで、ファンに会える機会を増やした上でのグループと個人の知名度アップを狙っている。
吉澤「フェスとかも出たいです。テレビ番組もたくさん出て、認知をあげたいです。個人的にはバラエティー王を目指しているので、テレビ番組にたくさん出て『頑張りたいな』と思っています」
知名度のさらなる向上は、メンバー共通の思いだ。
川島「Travis JapanのTJをたくさん探す年にしたいです。街中でも人の名前でもいろんな場所で、TJを探していけたらと思っています。そして、TJを流行語にしたいです」
宮近「2026年、うま年であらためて出走できる準備はできたと思います。僕たちがこの時代のダークホースとして驚かせます!」
七五三掛「いろんなジャンルでトップを獲って、ビルボードなどにTravis Japanが載る年にしたいです。今、歌って踊れるグループはたくさんいるけど、『TJがトップだな』って思ってもらえる活躍をしたいです」
松倉「Travis Japanで『THE FIRST TAKE』に出たいです。僕たちはダンスも武器にしているんですけど、歌も磨きをかけているので、『そこでも勝負できるんだぞ』と見せつけたい思いがあります」
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