福士蒼汰&緒形直人、フジ新ドラマ『東京P.D.』でバディに 警察広報の世界を描く社会派ドラマで「ニュースの見方が変わる」
俳優の福士蒼汰と緒形直人が、13日からスタートするフジテレビ系連続ドラマ『東京P.D. 警視庁広報2係』(火曜午後9時)の取材会で、同作の見どころや意気込みを語った。

警察広報を舞台にした完全オリジナルストーリー
俳優の福士蒼汰と緒形直人が、13日からスタートするフジテレビ系連続ドラマ『東京P.D. 警視庁広報2係』(火曜午後9時)の取材会で、同作の見どころや意気込みを語った。
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福士が主演を務める『東京P.D. 警視庁広報2係』は、警視庁広報課が舞台の社会派警察ドラマで、広報と捜査現場の刑事の意地とメンツ、対立と葛藤を描く完全オリジナルストーリー。警視庁記者・報道記者経験者が原案者となり、「広報」という立場で事件解決に向けて奔走する姿を事件発生時のメディアの裏側とともに描く。
警視庁広報課は組織の情報の全てが集まる部署。その守備範囲は広く、1係が庶務と音楽隊、2係が報道担当、3係がドラマの協力やバラエティー、雑誌などメディア露出への対応を行っている。本作の舞台は2係。対内部的には事件が起きた際の記者会見や情報管理の段取り、捜査幹部との折衝、記者と捜査セクションとの情報管理や折衝を行い、対外的にはメディアとの交流を通じて、時に利用し、時に情報をリークしてコントロールを試みる。殺人事件が起きた際は捜査本部の会議に出席し、誘拐事件が起きれば「報道協定」という契約をメディアと結んで事件解決にあたる。
主演の福士が演じるのは、蔵前橋警察署の刑事から広報課2係に異動となる今泉麟太郎(いまいずみ・りんたろう)。刑事の花形・捜査一課で刑事になるために警視庁に入り、次の異動で憧れの捜査一課への配属が確実だと自信を持っていたが、なぜか広報課に異動となってしまう。過去に起きた事件のトラウマから記者を嫌っていた今泉にとって、記者との関係性が深い広報課への異動は思いがけないものだった。
そんな広報課2係で今泉を待ち受けるのは、緒形演じる係長の安藤直司(あんどう・なおし)。酒好きで宴会好きだが、元捜査一課の刑事らしく洞察が鋭い。抜けているように見えて、実は一番記者たちをコントロールしている切れ者で、異動してきたばかりの今泉を陰で支える。そんな安藤だが、実は未解決事件である過去を抱えていた。バディとなった2人は、「広報」という現場で奮闘していく。

ドラマを通して感じた変化「ニュースに出ているものは、それが全てではない」
通常の刑事ドラマと違い、「広報」が舞台であることについて福士は、「あまり今までになかった作品性。事件を解決していくのではなく、事件が解決された後や犯人が捕まった後に、それがメディアにどう流れるのか、実名報道の善し悪しなどが描かれます」と説明。「テレビでニュースを見る時に、『これが実名報道なのか、隠されているのか』をあまり意識しないと思いますが、実は2係がコントロールしていたっていう。コントロールしていた部分は表に出ないけれど、視聴者の方にも身近というか、近い存在が描かれていると思います」と語った。
緒形は「このドラマを見ると、視聴者の皆さんの“ニュースの見方”がちょっと変わるんじゃないかな」と語り、「事実をどう切り取って、どこまで伝えていくかという難しさもある。その判断や、広報としての葛藤、記者の報道倫理みたいなものも、実際に見ながら楽しんでいただけるかなと思います。新しい形のドラマになるんじゃないかな」とアピールした。
福士は実際に“ニュースの見方”が変わったという。「ニュースを見て、『これはどこまでテレビ局に情報を流しているんだろう』とか、報道のタイミング、『ここまでの情報はもう得ていて、報道協定があった時に遅れて出していたんだろうな』ということを考えるようになりました」と自身の変化を明かした。
また、「この作品を通して、“モノの捉え方”を考えるようになりました。ニュースに出ているものは、それが全てではない。その裏に、いろんなことがある。でも見えているのはメディアを通しているものだけなので、自分の中で『どれだけ事実を捉えられるか』を考えなきゃいけない」と気づきを語ると、緒形も「本当にその通り!」とうなずいた。

今泉は「人の心を救っていく存在」、安藤は「背中で感じ取ってくれ」
自身が演じる今泉という役柄について福士は、「熱い男だなと思います。ヒーローですね。『僕だったらここまで足を突っ込めないな』というところにも、今泉は足を突っ込んで、人を助けちゃう」といい、「そういう部分が、リアルな世界線なんですけど、“人の心を救っていく存在”と思えるキャラクターです」と魅力を語った。今泉の上司・安藤を演じる緒形は、「ある番組のプロデューサーから、『できるディレクターは、仕事もしっかりできるんだけど、はっちゃけ方も人並み外れている。どっちもすごい人ほど、ディレクターとして優れているんだよね』と聞いたことがあって、安藤もそういった意味では仕事もできるし、はっちゃけ方もたぶんすごい」と説明。「今後、(安藤が)歌を披露している場面もあるかもしれない(笑)」と期待させ、「なんか『できる男』なんだなと思います。『俺にはできない。そういうふうになりたいな』と思います」と安藤の魅力を語った。
福士が「今泉は『捜査一課の刑事になりたい』という願望あって、でもひょんなことから広報課に入ってしまう。『俺、ここでやりたくないのに』と思う中で安藤さんという存在に出会い、広報課にいる意味を学んでいきます。『人間的に大きくなるために必要だった』みたいな。緒形さんが演じる“安藤”という存在が、上司としてすごく説得力があると思いながら現場にいます」と称賛すると、緒形は「まあ、大したこと言ってないんだけど(笑)、『背中で感じ取ってくれ』みたいな」と照れ笑いした。
撮影を振り返り福士は、「全員が真剣に作品と向き合っていて、熱量を持って演じています。捜査一課長やそれぞれの課の課長、警視総監も出てきて、長ゼリフもあってすごくカッコいいんです」とアピール。緒形も「フジテレビというとバラエティー色が強い印象がありますが、『フジテレビ、本気で骨太な重厚なドラマを作り上がったな!』と言ってもらえるように、みんな頑張っています。注目してください!」と呼びかけた。
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