上田竜也、緊張した大先輩はSMAP「やっぱりオーラがすごかった」 ラストライブを終え「いろんな未来を想像」
俳優の石井杏奈が主演し、上田竜也が共演する、7日スタートのテレビ東京系連続ドラマ『聖ラブサバイバーズ』(水曜深夜0時30分)。漫画原作のラブコメディーで、2人はこのほど都内で行われた合同取材会に出席し、互いの印象や役への意気込みを語った。

原作はひうらさとる氏のラブコメ漫画
俳優の石井杏奈が主演し、上田竜也が共演する、7日スタートのテレビ東京系連続ドラマ『聖ラブサバイバーズ』(水曜深夜0時30分)。漫画原作のラブコメディーで、2人はこのほど都内で行われた合同取材会に出席し、互いの印象や役への意気込みを語った。
原作はひうらさとる氏による同名漫画で、女性たちが抱える悩みや欲望に真っ向から向き合った愛と性の冒険譚。雑誌がきっかけで、人気バンドのメンバー・王子和弘(上田)に恋をした主人公・相澤ハル(石井)は、運よく大好きな推しと結婚にまでこぎつける。しかし結婚式当日、「結婚しても俺ら、フィジカルなことはナシでいいよね?」と告げられてしまう……。新婚生活に悩むハルは、友人の既婚で子持ちのヘアメイク・松岡冬実(佐津川愛美)、外資系企業で働く桐山秋菜(山谷花純)に悩みを打ち明けようとするが、2人もそれぞれ“深い悩み”を抱えているという展開だ。
取材会はクランクイン直前に行われた。初共演の2人はスチール撮影で会ったばかりで、多くの取材陣を前に上田が「ちょっと人見知り?」と主演を気遣うと、石井は「はい」と即答。すると少し緊張気味だった石井の表情に笑みが広がり、互いの信頼感が生まれる瞬間を感じさせた。
上田の印象について、石井は「王子役にぴったり」と話す。実際に会う前は、テレビなどの印象からか「怖いというか……(笑)。寡黙で、すごく大人のイメージがあって、そんな部分が王子っぽいと感じていました」と告白。それが、撮影前の準備で「メイクさんと話している姿を見て、結構フランクな方なんだとわかって、そのギャップも、やはり王子っぽいなと思いました」と打ち明け、共演が楽しみな様子だ。
かたや、上田は「怖い」と言われ慣れていると苦笑しつつ、「怖くないよ」と切ない声を上げ、笑わせた。撮影では「とにかく楽しくできれば」とし、ヒロインとの絡みについても「ワクワク感があります」と、気さくな笑顔を見せた。
共感できるキャラクター
演じるキャラクターについては、2人とも共感できる点が多いと語り、演技へのビジョンも明かした。推しに会いたい一心から安定企業を辞めフリーライターに転身する主人公の動きに石井は、「ハルは、安定を求めていたのに推しと出会って転職する突拍子もない行動を取れる勇気のある子」と分析。続けて熱く語った。
「大好きなものとか大切なものに真っ直ぐ一途で、すごく私は応援したくなったし、共感もできます。推しの王子に対する愛を語る時は、原作漫画でもキラキラしているように見えたので、私自身、喜怒哀楽を一生懸命に演じて、視聴者の方にも共感してもらえるようなキャラクターにしたいなと思っています」
一方、ツンデレな面もある王子のキャラクターを、取材陣から「地のままで演じられるのでは?」と言われた上田は、「共感しかなくて、すごくびっくりしました」と原作や台本を読んだ時の王子の印象を振り返り、言葉を重ねた。
「ハルみたいな一途にガーッと来てくれる人に、安心できるのもわかります。一緒にいる時の王子のかわいらしい一面だけでなく、外にいる時や(出会った頃の)4~5年前とで、見せる表情に差を出したり、使い分けたりしていきたいですね。あとハルに対して時々する、冷たい目線みたいなものも、個人的には大事だなと考えています」
KAT-TUNラストライブを終えて
実は昨年11月8日に行われたKAT-TUNのラストライブから合同取材が間もないこともあり、マスコミ陣からはグループ活動を終えた感想を問いかけられる場面も。
「あまり実感はなかったです。一区切りという感じはありますけど、みんな、『それぞれ楽しいことやっていこうぜ』というモチベーションです。もう一生の別れっていうわけではないと思いますし、いろんな未来を想像しながら今やっているので」
上田は淡々とかつ丁寧に気持ちを語った。さて、ハルの王子への熱い愛から始まる今作。作品にちなみ、2人に憧れの存在がいるのかを尋ねると、石井は意外な“人物”の名前を口にした。
「私は漫画・アニメの『ONE PIECE』が好きで、とくにゾロが好き。ゾロみたいな人と結婚したいとずっと思っていて、実際にいないかなって……。夢に何回もゾロが出てくるみたいな感じなので、リアルに会えたらフリーズしちゃうかもしれないですね」
人気キャラクター、剣士のロロノア・ゾロへの愛を熱弁すると、上田は「でも(ゾロは)方向音痴だから、家に帰ってこられない」とニヤリ。このツッコミに石井は笑いながら「それすら愛せそう。もう、さまよっておいでって(笑)」と盛り上がった。
上田はフリーズするほど憧れる存在はいないと言いつつ、「やっぱり大先輩でいうと、SMAPのみなさんには、めちゃくちゃ緊張しました。ほとんどお会いすることがなかったので、たまたまいらっしゃると、なんていうか、やっぱりオーラがすごかったですね」と明かしていた。

「自己肯定感が高められるようなドラマ」への意気込み
終始、和やかな雰囲気が取材現場を包み込み、息の合ったところを見せた2人。改めて本作の見どころについて語った。
上田は「普段、積極的に描かれない女性の悩みが出てきます。僕自身、こういうことを思うんだ……と正直びっくりしたし、すごく勉強になりました」と男性ならではの視点でアピールした。
石井は「いろんな方が持っている悩みをストレートに、ポップに伝えてくれる大人な作品なので、それぞれの悩みに寄り添って、味方になれるような作品にしたいと思いました。『全面的に自己肯定感が高められるようなドラマです』と、自信を持って言えるようにしたいと思います」と意気込んだ。
□石井杏奈(いしい・あんな) 1998年7月11日、東京都生まれ。2011~20年末までE-girlsのメンバーとして活躍。12年に俳優デビュー。2015年公開の映画『ソロモンの偽証』では高い演技力が評価され、第58回ブルーリボン賞の新人賞を受賞し、様々な映画、ドラマ、CMに出演。近年の主な出演作は、映画『破戒』(22年)、『楓』(25年)、Netflix『10DANCE』(25)、連続ドラマではテレビ東京系『ブラックガールズトーク』(24年)トリプル主演、テレビ朝日系『PJ ?航空救難団?』、フジテレビ系『小さい頃は、神様がいて』など。
□上田竜也(うえだ・たつや)1983年10月4日、神奈川県出身。2006年3月にKAT-TUNとしてCDデビュー。08年にソロコンサート「MOUSE PEACE」を開催。グループは25年3月に解散後、11月8日に千葉・ZOZOマリンスタジアムでラストライブ「Break the KAT-TUN」を行った。舞台やドラマ、映画など俳優としても活躍し、近年の主な出演作は『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』(23年)、主演舞台『謎解きはディナーのあとで』(25年)、連続ドラマ主演は、テレビ東京系『新宿セブン』(17年)や日本テレビ系『節約ロック』(19年)など。
あなたの“気になる”を教えてください