瓦を割る“日本一強いアナ”の突破力 小6でAKB48強制終了…絶望を乗り越え、押しかけセント・フォース入り

瓦を真っ二つに割り、「日本一強いアナウンサー」と呼ばれている女性がいる。堀江聖夏(ほりえ・みな)。幼少期は子役で、小学6年でAKB48の3期生オーディションに合格した。だが、活動は短期で終了。その後も芸能界に身を置きながら、フリーアナウンサーに転身し、動画でバズって教育事業会社も経営している。あまりに情報量の多い32歳。ENCOUNTは本人を取材し、その生きざまを聞いた。インタビュー「前編」は「AKB48活動辞退の真相とセント・フォース押しかけ入所」。

行動力に満ちた堀江聖夏【写真:増田美咲】
行動力に満ちた堀江聖夏【写真:増田美咲】

32歳・堀江聖夏 インタビュー「前編」

 瓦を真っ二つに割り、「日本一強いアナウンサー」と呼ばれている女性がいる。堀江聖夏(ほりえ・みな)。幼少期は子役で、小学6年でAKB48の3期生オーディションに合格した。だが、活動は短期で終了。その後も芸能界に身を置きながら、フリーアナウンサーに転身し、動画でバズって教育事業会社も経営している。あまりに情報量の多い32歳。ENCOUNTは本人を取材し、その生きざまを聞いた。インタビュー「前編」は「AKB48活動辞退の真相とセント・フォース押しかけ入所」。(取材・文=大野代樹)

――これだけ情報量が多い取材対象は希少です。まず、どのような家庭環境で育ち、空手を始めた理由から教えてください。

「本当にごく普通の家庭で育ちました。両親、弟2人、私の5人家族です。ただ、父には『自分の身は自分で守る』という考えがあり、私にも幼い頃から護身で空手を習わせてくれました」

――小学生の時は子役もされていますよね。

「はい。4年生の時に原宿でスカウトされたのがきっかけです。早い段階から『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)の再現ドラマなどに出て、徐々にバラエティーにも出るようになりました。当時はアイドルへの憧れもあり、花やしき少女歌劇団というグループで歌ったり、踊ってたりもしていました」

――その後、AKB48の3期生オーディションを受けられて合格。同期には柏木由紀さんや、渡辺麻友さんがいらっしゃいました。

「小学校6年生の時にグループの研究生になりました。彼女はもう覚えてないと思いますが、同学年のまゆゆ(渡辺)とはよく話していました」

――ただ、わずかな期間で活動を辞退しています。

「正直、今でもはっきりした理由は分かりません。ただ、通っていた学校の目が厳しいのはありました。そしてある日、帰宅したら辞めることになっていました」

――自分の意思ではなかったということですね。その後、AKB48の人気は急上昇。選抜総選挙がテレビ中継されるなど、大きなムーブメントを起こしましたが。

「2007年、ちょうど辞めた直後にAKB48の紅白歌合戦初出場が決まりました。それからは街を歩けば、AKB48が見えるようになっていきました。悔しくて、メンバーが出ているテレビ番組が見られない時期もありました」

――辞退後、芸能活動への思いは残っていましたか。

「もちろんあったので、中学1年生からは音楽事務所のオーディションを受けてアーティストの特待生になりました。それから3年間はスタジオで歌ったり踊ったりしていましたが、高校1年生からは劇団に入り、下北沢の小劇場で3年間ミュージカルをやっていました」

セント・フォース入りの経緯を語った堀江聖夏【写真:増田美咲】
セント・フォース入りの経緯を語った堀江聖夏【写真:増田美咲】

デング熱で入院中に「直電」

――それから大学進学後、フリーアナウンサーの活動を始めていますね。そのきっかけを教えてください。

「実は高校3年生の時にデング熱で入院していました。その時に『めざましテレビ』(フジテレビ系)でお天気キャスターをされていた皆藤愛子さんを見て、『アナウンサーになりたい』と思いました。私自身、皆藤さんの好きな笑顔で癒しと元気をいただいていたので、とても憧れました。そして、そのまま病院からセント・フォースに電話をしました」

――いきなり電話をしたのですか。大胆ですね。

「はい。今でも覚えています。普通に電話をして『入るにはどうしたらいいですか』と聞きました。返答は『18歳からじゃないと難しい』と言われ、18歳になった当日もう1回電話しました。『今日が誕生日で!』って(笑)。そして、大学進学を考えていることを伝えると、活動するには肩書きも大事なので『ミスコンに出てみてほしい』と言われました。なので、大学1年生のうちにミスコンに応募しました。そして、グランプリが獲れたので念願のセント・フォース入りができました」

――在学中に幼稚園教諭の免許や保育士の資格も取られています。

「ありがたいことにアナウンサーとしてのお仕事をいただけていたので、就職する気持ちはありませんでした。ただ、『資格を持っていれば、何かあった時にすぐ働ける』とは思っていました。現実にコロナ禍では仕事がなくなったので、その間は保育士としてインターナショナルスクールで働いていました」

 そのコロナ禍にも、堀江は自身の可能性を広げていた。持ち前の行動力と発想で見つけた2つの光。インタビュー「後編」では、瓦割りを始めたきっかけと現場のリアル、教育事業会社の経営について話を聞いている。

□堀江聖夏(ほりえ・みな) 1993年7月14日、東京都生まれ。立教女学院短期大専攻科卒。保育士、幼稚園教諭2種免許、モンテッソーリ教師(0~3歳)など多数の資格を持つ。特技は瓦割り、空手など。セント・フォース所属。162センチ、血液型O。

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