格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」（31日・さいたまスーパーアリーナ＝ABEMA PPVにて全試合生中継）第7試合 RIZIN MMAルール：5分×3R（66.0kg）

　第7試合では秋元強真（19＝JAPAN TOP TEAM）が新居すぐる（34＝HI ROLLERS ENTERTAINMENT）に1R・3分51秒でKO勝ちを収めた。

　抜群のタイミングの膝蹴りで試合を終わらせた。サウスポーに構える秋元はラウンド開始後、すぐに距離をつかみ、左ストレート、左ボディーを当てていく。カウンターのタイミングでタックルに入られそうになるも瞬時に対応し、これを切っていた。

　フィニッシュは相手が前に出てきた瞬間に当てた膝蹴り。憧れの朝倉海を彷彿とさせる一撃で相手は立ち上がってくることはできず、試合が終わった。

　汗はかいたものの無傷の秋元は試合後「秋元強真でーす！」とあいさつ。「まぁ去年の大みそか、このリングで恥かいたので、相手は違うんですけど、ちゃんと自分の悔しさに向き合えてよかったです」と語った。

　さらに「斎藤（裕）選手、欠場が出て、みんな10周年盛り上げるために緊急参戦ってやってるのに、正直あそこでの欠場は男じゃないなと思ったので。まだYA-MAN選手も間に合わないと思うので、来年のどこかで秋元vs斎藤お願いします、ありがとうございます！」とまさかの対戦要求をしていた。

　ネット上では「緊急参戦やのに強すぎるし冷静すぎる！！美しすぎる朝倉海を彷彿とさせるテンカオ」「19歳の秋元強真恐ろしいな。新居選手に何もさせず…。左右異なるかな？朝倉海がよく使うカウンター気味の膝」「秋元強真、朝倉海の必殺テンカオを完璧にトレースして新居すぐるを瞬殺」「これはもう那須川天心に代わる神童よ」「秋元くん、朝倉未来と朝倉海のハイブリッド感ある」「すっげー膝！朝倉海かよ！やっぱ秋元強真朝倉兄弟の後継者だな！」などの声が上がっていた。

　秋元を巡っては、今月19日に緊急参戦が決定。11月に萩原京平と鼻を折るほどの激闘を繰り広げていた。