「決勝レベルたっか」RIZIN甲子園の攻防にファン興奮 ヤマザトが一本勝ちで優勝「サトシを彷彿」の声も

第0試合の「RIZIN甲子園2025 決勝戦」は、ヤマザト・エンゾ・マサミ(16=カルロス・トヨタ ブラジリアン柔術道場)が須田雄律(16=SCORPION GYM)に1R・3分15秒で一本勝ち。優勝を飾った。

須田雄律に一本勝ちしたヤマザト・エンゾ・マサミ(左)【写真:小林靖】
須田雄律に一本勝ちしたヤマザト・エンゾ・マサミ(左)【写真:小林靖】

第0試合

格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」(31日・さいたまスーパーアリーナ=ABEMA PPVにて全試合生中継)第0試合 RIZIN甲子園2025 決勝戦:5分2R(57.0kg)

 第0試合の「RIZIN甲子園2025 決勝戦」は、ヤマザト・エンゾ・マサミ(16=カルロス・トヨタ ブラジリアン柔術道場)が須田雄律(16=SCORPION GYM)に1R・3分15秒で一本勝ち。優勝を飾った。

 2024年から未来のスター選手発掘を目的として行われている「RIZIN甲子園」。今年は事前のトライアウトとトーナメントを勝ち抜いた、須田とヤマザトが大みそかの大舞台の切符を手にしていた。

 須田は、RIZINファイターの須田萌里を姉に持つ高校1年生。日系ブラジル人のヤマザトは、ブラジリアン柔術をベースに持つ。

 試合はゴングからレベルの高い攻防が展開された。ヤマザトが序盤から三角絞めを狙っていったが、須田もテイクダウンを奪うとパウンドを連打。両者とも自身の持ち味を発揮した。試合は中盤、ヤマザトが須田の左手を捕まえると、最後はラップドアームロックで極め、1R・3分15秒で一本勝ちした。

 頂点に立ったヤマザトは、リング上で絶叫。「初めて出て優勝することができました。まだまだここから止まらないので頑張ります」とコメント。RIZIN本戦の出場権と賞金300万円を手にした。

 オープニングファイトからの熱い試合に、ファンからは「甲子園決勝レベルたっか」「サトシを彷彿とした」「RIZINの未来は明るいな」といったコメントが寄せられていた。

次のページへ (2/2) 【写真】「サトシを彷彿とした」とファンもびっくり ラップドアームロックで一本を奪った瞬間
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