アントニオ猪木氏がデビュー60周年、オカダ・カズチカが新日来場呼びかけ 中邑真輔も祝福

“燃える闘魂"アントニオ猪木氏のデビュー60周年記念会見が30日、都内のホテルで行われた。

会見で元気いっぱいな姿を見せたアントニオ猪木氏
会見で元気いっぱいな姿を見せたアントニオ猪木氏

1960年9月30日、大木金太郎戦でデビュー

“燃える闘魂“アントニオ猪木氏のデビュー60周年記念会見が30日、都内のホテルで行われた。

 猪木氏は、1960年9月30日、台東区体育館にて大木金太郎を相手にデビュー(当時は本名の猪木寛至)。あれから記念すべき60周年の節目を迎えた。

 この日より、来年の9月29日までの1年間は「アントニオ猪木デビュー60周年記念イヤー」と位置づけられ、様々な制作物やイベントが目白押しとなる予定。

 会見では、レスラーや多くの著名人からお祝いのビデオメッセージが公開。

 10月31日(日本時間11月1日)にラスベガスで防衛戦を控えるボクシングのWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)を始め、K-1の創始者で正道会館館長でもある石井和義氏、ピーター・アーツ、坂口征二、北沢幹之、木村健悟、小林邦昭、藤原喜明、栗栖正伸、木村健悟、ウイリアム・リーガルらが画面に登場。

 横綱白鵬は「落ち着いたらぜひ会いに行きますので、いろんな話を聞かせてください」とコメント。フリーアナウンサーの古舘伊知郎は「闘う旅人のロマンは一切終わっていません。どうか猪木さん、この後の仕事、頑張っていただきたいと思います」とエールを送った。

 また、新日本プロレスの“レインメーカー“オカダ・カズチカは「元気の雨を降らせて」と願いつつ、「ぜひ新日本プロレスの会場でお待ちしています」と新日本のリングへ招待した。PRIDE時代から交流のあるRIZINの榊原信行CEOも「できればRIZINの会場にお越しいただいて、元気ですかー! とごあいさついただけたら」と来場を呼びかけた。

 さらに、WWEの中邑真輔が登場。若手時代に猪木氏から学んだことを「大きな財産」と振り返り、「これからも元気を継続していって欲しいと思っています。イヤァオ!」と結んだ。

 最後はお笑いタレントの明石家さんまが「本当に卍固めやコブラツイストを見て、プロレスラーになろうと、トレーニングに励んだ中学時代もあった。一番の思い出は、永久電池。全然始動しなかった。すごい失敗だった。猪木さんのためにも(放送を)カットしましょうと言いに行ったところ、『流してよ!』。私はあの時、感動いたしました」とエピソードとともに、猪木氏を祝福した。

 猪木氏は「これからいろんなことにチャレンジしていこうと思っています。本当疲れてね、もういいかなと思う気持ちもある。でも、世界を変えていこうという思いで、さっきプラズマの話が出ましたけど、猪木が世界に向けてバカヤロー!って叫ぶ日が近くまで来ている」とますます血気盛んに宣言した。

次のページへ (2/2) 画面に登場した中邑真輔、坂口征二、明石家さんま
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