格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」（31日・さいたまスーパーアリーナ）の前日公開計量が30日、都内で行われた。女子スーパーアトム級タイトルマッチで対戦する、王者・伊澤星花（28＝JAPAN TOP TEAM）は48.95キロ、RENA（34＝シーザージム）は49.00キロでリミットをジャストでクリア。女子格闘技の頂上決戦に向け、両者はフェイスオフで火花を散らせた。

　因縁の対決は、前日から激戦の雰囲気を漂わせた。

　キャリア無敗の絶対王者・伊澤は計量をパスすると、「もう何も言うことはないです。明日リングの上でぶっ倒します」と強気に宣言。RENAも「明日はぶん殴ってぶっ倒します」とコメントした。

　その後、両者はフェイスオフで向かい合い、にらみ合った。RENAが握手をしようと両手を差し伸べたが、前日の会見で「ボコボコにしたい」と語っていた伊澤は無視し、左手で相手の肩を触って背を向けた。

　この伊澤の行動にRENAは、観客に向かって両手を広げて肩をすくめて見せ、呆れたような表情をしていた。

　これまで、互いに舌戦を繰り広げてきた両者。10周年のメモリアルイベントでついに実現したビッグマッチに会場からも歓声が上がっていた。

　ファンからは「RENA倒したら盛り上がるww」「いいね」「握手の義務は無いと思う」「肩ポンだけで対応するのもキャラ全開」などの声が上がっている。