AKB48OG前田敦子、14年ぶりにレコ大出演「現役メンバーは娘みたいな存在」 笑顔満開で2曲パフォーマンス

アイドルグループ・AKB48がレコ大に戻ってきた。東京・初台の新国立劇場で開催された同大賞はこの日、TBS系で『第67回 輝く!日本レコード大賞』を生放送。AKB48は過去、2度大賞(2011年、12年)に受賞しているが、今回は企画賞を受賞した。グループ結成20周年の活動に参加している前田敦子、高橋みなみ、指原莉乃、小嶋陽菜の4人も出演し、『Oh my pumpkin!』と『恋するフォーチューンクッキー』を笑顔満開で披露した。

現役メンバーと共演した前田敦子(右)【写真:徳原隆元】
現役メンバーと共演した前田敦子(右)【写真:徳原隆元】

『第67回 輝く!日本レコード大賞』で企画賞を受賞

 アイドルグループ・AKB48がレコ大に戻ってきた。東京・初台の新国立劇場で開催された同大賞はこの日、TBS系で『第67回 輝く!日本レコード大賞』を生放送。AKB48は過去、2度大賞(2011年、12年)に受賞しているが、今回は企画賞を受賞した。グループ結成20周年の活動に参加している前田敦子、高橋みなみ、指原莉乃、小嶋陽菜の4人も出演し、『Oh my pumpkin!』と『恋するフォーチューンクッキー』を笑顔満開で披露した。

 パフォーマンス前、司会の安住紳一郎アナウンサーから「どれぐらいぶりですかね」と問われ、前田は「14年ぶりぐらいですかね」と返した。『フライングゲット』でAKB48がレコード大賞を初受賞した11年以来で、「1周回ってしまいました。(現役メンバーとは)この半年ぐらい一緒にやらせてもらって、娘みたいな存在です」と実感を込めた。

 これに高橋が「娘?」と突っ込んだ後、小嶋が「夏からやってきて、やっと息切れしなくなりました。OGたち仕上がっています」とコメント。安住は「皆さんのトークの安定感が半端ない」と言うと、『恋するフォーチューンクッキー』でセンターの指原が「でっかい巨大おにぎりをにぎりたいと思います」とオチをつけた。

 その後、4人は現役メンバーと一緒にパフォーマンス。全員で楽しそうに歌い、踊る姿は観客を笑顔にさせていた。

 05年12月、東京・秋葉原で誕生してから20年。AKB48は日本のアイドルシーンを長くけん引し、数多くのヒット曲を世に送り出してきた。近年は数多くのグループが誕生し、全盛期に比べるとファンの数も減っている。だが、12月4日~7日に東京・日本武道館で開催した20周年記念コンサートには、初代総監督の高橋、前田、小嶋、板野友美、篠田麻里子ら1期生をはじめ、大島優子、柏木由紀らも多くOGもステージに立ち、「AKB48、ここにあり」を見せつけた。そして、31日には、『第76回NHK紅白歌合戦』に出演する。

 一方で現役メンバーは葛藤も明かしている。現総監督の倉野尾成美は記念コンサート最終公演で、「先輩方が引っ張ってくださって、私たちだけでは見ることができない景色を先輩のおかげで見ることができたと思っています。気が付けば現役メンバーはどこか悔しい気持ちでこのコンサートをやっていました。『私たちはこのままでいいのだろうか』とたくさん悩む機会もありました」と話した。

 26年になれば、また現役メンバーだけの活動が始まる。2月25日発売の67枚目シングルでは19期生の伊藤百花がセンターに立ち、4月には代々木第一体育館でのライブも開催される。倉野尾は「AKB48であることに愛とプライドを持って、これからも活動を頑張っていきたいです。第2期黄金時代を築いていきます」と宣言しており、その真価が問われる年になる。

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