HANA、レコ大最優秀新人賞 結成1年で大きく咲いた花「感謝の気持ちでいっぱい」…来春の初全国ツアーチケットは入手困難
7人組ガールズグループ・HANAが30日、『第67回 輝く!日本レコード大賞』の最優秀新人賞に輝いた。東京・初台の新国立劇場で開催された同大賞はこの日、TBS系で生放送。今年1月のHANAが、1年で6曲のシングルをリリースしていずれもヒットさせたことが評価された。

オーディション番組『No No Girls』から誕生の7人組
7人組ガールズグループ・HANAが30日、『第67回 輝く!日本レコード大賞』の最優秀新人賞に輝いた。東京・初台の新国立劇場で開催された同大賞はこの日、TBS系で生放送。今年1月のHANAが、1年で6曲のシングルをリリースしていずれもヒットさせたことが評価された。
司会の川口春奈がHANAの受賞を発表すると、7人は顔を見合わせて抱き合った。司会の安住紳一郎アナウンサーは、KOHARUとJISOOに喜びのコメントを求めたが、「YURIが一生懸命に考えてきたので」と返答。YURIは胸を手で押さえ言った。
「素晴らしい賞をいただけて光栄です。ありがとうございました。ちゃんみなさんや近くで支えくれるスタッフの方だったり、HONEYs(HANAファンの総称)にずっと支えられてきたからです。感謝の気持ちでいっぱいです」
受賞のパフォーマンスが始まると7人は涙と笑顔を繰り返した。CHIKAが感極まると、MAHINAが後ろから抱きつき、NAOKOはアドリブで観客に向けて「皆さん、良かったら一緒に口ずさんでください」と呼びかけた。仲の良さ、固い絆が分かる7人の自由な動きに多くの観客が感動。拍手が鳴りやまなくなった。
HANAは、ラッパーのちゃんみなと芸能事務所のBMSGがタッグを組んだオーディション番組『No No Girls』から今年1月に誕生。過去に突きつけられた「No」と闘い、殻を破ったKOHARU、JISOO、CHIKA、NAOKO、MAHINA、MOMOKA、YURIがメンバーに選ばれた。
7人は同月に『Drop』でプレデビューすると、4月に『ROSE』でメジャーデビュー。7月に出した2ndシングル『Blue Jeans』で、オリコン週間ストリーミングランキング9週連続1位を獲得。『オリコン上半期ランキング2025』でも『アーティスト別セールス部門』の『新人ランキング』で1位に輝いた。その後も『BAD LOVE』『My Body』『NON STOP』とハイスピードでリリースを重ねている。
この全曲をプロデュースしたちゃんみなは、『No No Girls』時から「デビューしても絶対に口パクはさせない」と宣言し、参加者にハイレベルの歌唱、ダンス、プロ意識を求めてきた。7人がその期待に応え続ける中で支持者が急増。10代、20代のみならず、30代以上からもパフォーマンスを評価する声が高まった。そして、3月からの全国ホールツアーのチケットは、全17都市、25公演が全て入手困難。「7人に近い関係者でも入手が難しいプラチナチケット」の声も上がっている。
女性ファンが多いことも特徴で、芸能人ファンも多数いる。俳優の杉咲花はイベント出演の際、「本当に努力を惜しまず、どんどん発光していく姿が素晴らしくて。ライブでのメンバーの皆さんのひと言ひと言も……。生まれて初めてファンクラブに入りました。名前も同じ(花とHANA)ですし、ちょっと運命も感じる」と、その魅力を熱弁した。その他、伊藤沙莉、蒼井優、広瀬アリスも熱烈なファンであることを公言。この日、司会を務めた川口春奈も本人たちを前に「『No No Girls』の時から大ファンです」と思いを伝えていた。
31日には、目標にしていた『第76回NHK紅白歌合戦』に初出場。ガールズグループが続々と誕生して消えてもいる戦国時代に、HANAの存在感がさらに際立ってきた。
あなたの“気になる”を教えてください