【RIZIN】首ヘルニアで一時は手に力が入らず ダウトベック、10連勝の要因は「神様のおかげ」
格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」(31日・さいたまスーパーアリーナ)の試合前記者会見が29日、都内で行われた。久保優太(38=BRAVE)との復帰戦に臨む、カルシャガ・ダウトベック(32=カザフスタン)は「とにかく勝ちに行く」と語ったうえで、2018年に敗戦した朝倉未来戦について「あの時負けたことでトレーニングに力を入れるようになった」と振り返った。

7月に欠場も「今はもう大丈夫です」と万全強調
格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」(31日・さいたまスーパーアリーナ)の試合前記者会見が29日、都内で行われた。久保優太(38=BRAVE)との復帰戦に臨む、カルシャガ・ダウトベック(32=カザフスタン)は「とにかく勝ちに行く」と語ったうえで、2018年に敗戦した朝倉未来戦について「あの時負けたことでトレーニングに力を入れるようになった」と振り返った。
必殺の左ストレートを武器に現在10連勝中と波に乗っているダウトベック。「とてもコンディションが良い。一本で勝つのか、判定で勝つのか、それはもうどれでもいいと思ってるよ。とにかく勝ちに行く」と現在の心境を語った。
今年7月の「超RIZIN.4」で秋元強真と対戦予定だったが、直前に負傷し欠場。「首のヘルニアでした。2~3年前から、痛みがあって、症状が悪化してしまった。左手に力が入らないというか、握力の低下というものを感じていた」と明かしたが「今はもう大丈夫です」と現在のコンディションに問題はないとした。
今年4月には米国の名門ジムであるATTに移籍。「今年の夏にですね、アメリカに行ってATTで実際にトレーニングをした」としたものの、「でも今、チームメンバーと言うことはできないかなと思っています。私はシムケントのTuran orda FCのファイターです」とカザフ国内で練習を積んでいることを明かした。
RIZINでの唯一の敗戦は、初参戦となった18年9月の朝倉未来戦。「あの試合はですね、私にとっては若い時に出場した試合のうちの一つという位置付けではある。でもとてもいい経験にはなったと思います。あの時負けたことで、以前よりも、トレーニングに力を入れるようになりました」と振り返り、10連勝中の現在については「信仰がありますので、神様のおかげで幸いにも勝つことができている。秘けつというものはなく自分がこれまでやってきた積み重ねてきた練習のおかげ、特に才能があるわけでもない」と最後まで表情を崩さす、クールに語った。
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