“AIがMC”のフジ番組、オードリー若林も手応え「逆に人間を考える機会になりました」

フジテレビが2日午後11時40分から、世界初のAI実験バラエティー『AI実験バラエティ シンギュラ』を放送する。MCを務めるのは、AI技術への関心が深くバラエティーでも確かな実力を持つ若林正恭(オードリー)。本作では「AI×テレビ」の可能性を広げるべく、AIを用いた実験的な企画に挑む。

『AI実験バラエティ シンギュラ』が放送される【写真:(C)フジテレビ】
『AI実験バラエティ シンギュラ』が放送される【写真:(C)フジテレビ】

永尾柚乃の“AI版”がMCに挑戦 画像生成で大喜利も披露

 フジテレビが2日午後11時40分から、世界初のAI実験バラエティー『AI実験バラエティ シンギュラ』を放送する。MCを務めるのは、AI技術への関心が深くバラエティーでも確かな実力を持つ若林正恭(オードリー)。本作では「AI×テレビ」の可能性を広げるべく、AIを用いた実験的な企画に挑む。

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 番組第1弾では、画像生成AIで回答する新感覚の大喜利企画『脳内大喜利』と、AIがMCを務める冠番組『冠代行エーアイ』の2本立てが展開される。

『脳内大喜利』では、参加芸人がタブレットを使い、大喜利のお題に対して画像生成AIで即座に回答を作成。生成された画像を品評会のように披露しあうという形式で、競い合うのではなく自由な発想が求められる内容となっている。出演するのは、堀内健(ネプチューン)、秋山竜次(ロバート)、渡辺隆(錦鯉)、ヒコロヒー、川北茂澄(真空ジェシカ)といった大喜利に定評のある5人の芸人たち。「このおばあちゃん只者ではない。なぜ?」「オードリー春日の前世を教えてください」といったユニークなテーマで、ビジュアルでしか伝えられない“脳内イメージ”を表現していく。

 一方の『冠代行エーアイ』では、AIが芸能人本人の代わりに冠番組のMCを務めるという大胆な試みに挑戦。初回では、ドラマや映画、バラエティー番組で活躍中の永尾柚乃の言動や発言、インタビュー記事を学習させた“AI永尾柚乃”が登場する。MCとしてトークテーマを自ら提示し、ゲストに話を振る様子はまさにベテランMCそのもの。可愛らしさを残しつつも、大人びた表情を見せるAI柚乃が「柚乃のお茶の間トーク!」で人生の分岐点を聞き出す。

 ゲストとして登場するのは、くっきー!(野性爆弾)、堀内健(ネプチューン)、神田愛花の3人。MCがAIという初体験の環境の中、予測不能な展開が繰り広げられる。

出演者コメントも到着

 若林のコメントは下記の通り。

――収録全体を通してみて、いかがでしたか。

「スゴいワクワクしましたね。未来が広がるというか、今後いろんなことができる様になるんじゃないかと思いましたね」

――「脳内大喜利」についてはいかがでしたか。

「今回は静止画でしたけど動画とか音楽とかになったらどういう面白さを見せてくれるのかな。でも結局AI単体じゃなくてそれを使う芸人さんとの融合が今のところは面白いんじゃないかなと思います。今後普通にライブシーンとかでも使われたりするようになるのかなぁ。そういうことの始まりを感じた回でしたね」

――「冠代行エーアイ」についてはいかがでしたか。

「AIの司会は逆に人間を考える機会になりましたね。人間は声とか表情とかでその場の最適解を探っているんだなって。日本人特にそういう空気読んだりとかするじゃないですか。これからAIがもっともっと進化した時に内容が変わってくると思いますね。それが楽しみです。とにかくいろんな実験企画を見てみたくなりましたね」

――放送を楽しみにしている視聴者の方にメッセージをお願いいたします。

「間違いなく見たことがない映像が見れます。ぜひハードルを上げに上げてみてください。必ずAIが超えてくれます! 私も本番前、正直ナメてた部分があったので……(笑)。しっかり楽しい番組です! ぜひ見てください!」

 出演者のコメントは下記の通り。

○堀内健

――「脳内大喜利」についてはいかがでしたか。

「新しい試みになったので、やっていてだんだん慣れてきたから、途中からすごい楽しくなりましたね。人間性がすごく出るんですよ。お気に入りの回答は“幻のマンドリルマミちゃん”です。すごく可愛かったです、ラブブみたいで」

――「冠代行エーアイ」についてはいかがでしたか。

「早口で言ってることも柚乃ちゃんは全部理解してくれてすごかったです。全身のAIというのもすごく珍しいみたいなのでそこも注目してもらいたいですね。セットはNHKの『チコちゃんに叱られる!』みたいなセットでパクったのかなと思ったけど途中からよくみたらやっぱり違いました(笑)」

○秋山竜次
「フリップに書かずに文字を打ち込むというのも初めてでしたし、思い通りの絵にならない時もあったし絵に助けられたものもありましたし、すごく極上のひとときでしたね。なんとなく打ったらすごく面白いものが出てくるので、予定にないけどこれもう頂いちゃおうみたいなこともあったから、どう転がるかわからないような面白さですよね。普通の大喜利の時は絵を描くのが下手くそだから、絵で表してくれるのは良かった。セットがなんか本当に神経がいっぱいあるやつだから、本当に気が狂いそうになるぐらいの空間でした。何かビジネスを始めようと思いましたよ。この空間にいるんだったら、新しいソリューションについて。そんな空間でした」

○ヒコロヒー
「面白かったですね。家帰って1人でやろうと思いました。それくらい途中の“なんでこれになんねん”っていうのがオモロかったですね。使いこなせていたかどうか、ちょっと最後までわかんないですけど。特に楽しかったお題は、やはり1発目のおばあちゃんのやつ。みんなで何か競走競争していない、1個出してなんやこれとか、みんなで合間しゃべれるのも楽しかったですね」

○渡辺隆
「面白かったですね。自分が入力したのと違う絵が出てくる、そっちのほうが面白くて、そっちに合わせる言葉を考えちゃってなんか大喜利としても、新しい考え方をしなきゃいけないなという感じでしょうか。欲しい絵を出すのがすごい難しいから。でも、そこから何か別の発想で別の答えにして答えるみたいな感じが何個かありましたね」

○川北茂澄
「すごい僕も頑張りたかったんですけど、隆さん(錦鯉・渡辺隆)ばっかり答えていて。他の人が手を上げづらい空気になっていたんで、そこがちょっと悔しいというか。縦だしなという感じで。“隆さん、隆さん、面白いですよ”って感じがまぁまぁちょっとはい……辛かった。自分が隆さんの立場になったら、後輩にちょっと同じようにやってしまうかもなという。ちょっとそうはしたくないですけど、そこだけはちょっと心配でした」

○くっきー!
「未来しか感じなかったですね。未来型テレビですよね、テレビという時代も古いのかな。やっぱり気がついたらAI柚乃ちゃん中心になってるんで常に目線が柚乃ちゃんに行っちゃうんですよね。だから首パンパンなんですよね。左首パンパンていうのが一番印象に残ったことかな」

○神田愛花
「いや、すごかったです。包み込むようなMC。いま日本にいないタイプのMCだったので、特にNHKとかでは大活躍されるんじゃないかなと。AI柚乃ちゃんはイメージよりも大人っぽかったです。本物の柚乃ちゃんは『ぽかぽか』生放送で2時間ご一緒した時にちょっとふっと気が抜ける瞬間があって、コマーシャル中とか、そこに子ども感が出るんですけど、今日のAI柚乃ちゃんはMCということもあってか、凛としていて非常に大人っぽいなって感じがしました。一番印象に残ったシーンは、最後のホリケン(堀内健)さんの悩みごとを柚乃ちゃんに話した時に、AI柚乃ちゃんがホリケンさんの言葉の温かみみたいなものを受け取って、“それはお相手の方に愛情があるから”みたいな“愛情を感じますよね”ということを言ったんですよ。それってなかなか人間でも感じ取れない、その発想がなかったりするので、ちょっとAI柚乃ちゃんの懐の深さといいますか、人の気持ちを察知する力みたいなのがちょっとびっくりしました」

次のページへ (2/2) 【写真】2日放送『AI実験バラエティ シンギュラ』場面カット
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