ラッパーで音楽プロデューサーのちゃんみなが28日、大みそかに放送される『第76回NHK紅白歌合戦』（午後7時20分）のリハーサルを、都内のNHKホールで行った。その後、報道陣の囲み取材に応じ、初出場の心境とともにHANAへ愛あるメッセージを送った。

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　自身がプロデュースし、オーディション番組『No No Girls』から今年1月11日に誕生した7人組ガールズグループ・HANAに続いて取材会に登場したちゃんみな。

　本番では、「ちゃんみなSPメドレー」として『NG』『SAD SONG』をパフォーマンスする。「私たち家族のために、そして名誉ある紅白というステージでパフォーマンスできることは感慨深いことなので、夢をあきらめずに音楽を続けてきた自分を称えたいですし、信じてくれた家族に感謝を伝えられるステージにできたらと思います」と意気込んだ。

　また、自身の楽曲リリースにプロデュース業もあった今年について「『変』な一年でした。新しいことをしてきた一年でした」とした上で、「HANAを立ち上げて、プロジェクトを進めていく中でロードマップをデビュー前に作っていたんですけど、紅白（出場）は私たちが目標にしていたのもので、思ったよりも早く出られたなと思うとともに、（自分は）ずっとリリースを続けてきたので、ほんとにほんとに死ぬかと思ったんですけど（笑）」と振り返った。

　当日もHANAに続くパフォーマンスとなるが、「（HANAのメンバー）みんなの目も強くなってくるのを間近で見ていたので、共演は久しぶりですけど、すごく楽しみだなと思います」と声を弾ませて、メンバーへのメッセージを聞かれると「『かませ！』です。『かませ』っていつも言ってます。私もかまします」と力強く語った。

　今年のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」。今年の司会は俳優の綾瀬はるか、今田美桜、タレントの有吉弘行、同局の鈴木奈穂子アナウンサーが務める。