大学に復学した春風亭昇太、今年は「卒論で大変な1年」と回想 学生生活に充実感
日本テレビ系『笑点』の司会者の落語家・春風亭昇太(66)が28日、都内で行われた落語芸術協会の納会に出席。今年1年を振り返り「大学の卒論に終われて大変でした。最近、卒論を出してやっと心豊かな年末を迎えています」と本音を打ち明けた。

田久保前伊東市長にも「学び直すのもいいのでは」とリスキリングのすすめ
日本テレビ系『笑点』の司会者の落語家・春風亭昇太(66)が28日、都内で行われた落語芸術協会の納会に出席。今年1年を振り返り「大学の卒論に終われて大変でした。最近、卒論を出してやっと心豊かな年末を迎えています」と本音を打ち明けた。(取材・文=渡邉寧久)
同協会の会長を務める昇太は、大学の客員教授を務めることになったことをきっかけに、40余年前に中退した大学に復学。仕事と並行し、学業に取り組んでいた。
「若い頃と違って記憶力はありませんが、人生経験を経ていろんなことを詰め込んできたので、授業もすんなり分かりました」と授業に向かい合えたことを告白。「ただ、卒論は大変でした」と吐露する。
卒論のテーマ「徳川による城郭の修復」。戦国時代、徳川家によって修復された城郭をテーマに選び「仕事先にもパソコンを持って行って、書いていました。精神的に大変でしたけど、12月15日に提出し、ちょっと修正し受理されました」と笑顔で報告。「単位はすべて取れています」と胸を張った。
世の中のリスキリングのムードそのままの学生生活に充実感いっぱいで、田久保伊東前市長に関して質問が及ぶと「もう1度、学び直すのもいいのでは。社会人としておもしろい経験ができました」と再チャレンジを進めた。
この1年、落語のマクラで散々学生生活のことをしゃべり倒し、「お客様にまたしゃべっているよ、と思われたと思います。すべての体験をお金変えることができました」と芸人ぽく洒落た。
卒業式は3月25日。「翌日に水戸で落語会がありますから、そこで卒業証書をチラ見せします」と卒業証書片手に高座に上がることを宣言した。
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