片岡凜、声優初挑戦でも先輩に堂々 朴璐美との対立シーンで「だんだん悔しくなってきて」
俳優の片岡凜が27日、都内で行われたアニメーション映画『この本を盗む者は』公開記念舞台あいさつに、田牧そら、土屋神葉、朴璐美、福岡大生監督、黒澤桂子(キャラクターデザイン/作画監督)と共に出席した。

映画『この本を盗む者は』公開記念舞台あいさつ
俳優の片岡凜が27日、都内で行われたアニメーション映画『この本を盗む者は』公開記念舞台あいさつに、田牧そら、土屋神葉、朴璐美、福岡大生監督、黒澤桂子(キャラクターデザイン/作画監督)と共に出席した。
本作は、2021年本屋大賞にノミネートされた深緑野分氏の小説を、アニメーション映画化。本嫌いの少女・御倉深冬(片岡)が、曾祖父が創設した御倉館の本が盗まれたことで、犬の耳を持つ不思議な少女・真白(田牧)とともに、本泥棒を追って物語の世界を旅する姿を描く。
映画初主演&声優初挑戦となる片岡は「普段のお芝居は出来上がったセットのなかで自分が感情を乗せて世界に入り込むのですが、アニメの場合、絵の中で決められた尺のなかで、制限のあるお芝居をするので180度違う。でもその難しさが心地よく幸せでした」と撮影を振り返った。
同じく声優初挑戦となった田牧は「緊張してドキドキしていたのですが、一緒に片岡さんと収録できたことと、監督やスタッフさんがみんな優しく演出してくださったので、楽しみながらできました」と笑顔を見せていた。
片岡と田牧は常に一緒に撮影をしていたというと、片岡は「監督のご提案で、手をつなぎながらアフレコしたシーンもありました」というと、田牧も「(収録中に)壁ドンをしたんです。イケメンになったような気持ちでした」と、個性的なアフレコだったという。
劇中には、御倉たまきを演じた朴と対立するシーンもあったという片岡は「最初は圧倒されてしまったのですが、演じているうちにだんだん悔しくなってきてしまったんです」と大先輩にも臆さず演じたことを明かすと、朴は「だからキッという顔で見てきたんだね」と片岡のチャレンジを称えていた。
来年の抱負を聞かれた片岡は「来年もお芝居を追求する。役を愛して表現することに徹したいです」と俳優としての飛躍を誓うと、田牧は「来年20歳になるんです。自立した大人な女性になりたいです」と意気込みを語っていた。
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