大みそかRIZIN、欠場相次ぐ異例事態 大会5日前にYA-MAN―斎藤裕が消滅…榊原代表「変わらずご期待して」
格闘技イベント「RIZIN」は26日、都内で記者会見し、大みそかに開催する「RIZIN 師走の超強者祭り」(さいたまスーパーアリーナ)のYA-MAN(29=TARGET SHIBUYA)―斎藤裕(38=パラエストラ小岩)の一戦が中止になったと発表した。大会まで5日と迫るなか、10周年のメモリアルイベントは選手の欠場や対戦カードの変更が相次ぐ事態となっている。

ベイダー、アーチュレッタ、野村駿太、YA-MANがケガなどにより欠場
格闘技イベント「RIZIN」は26日、都内で記者会見し、大みそかに開催する「RIZIN 師走の超強者祭り」(さいたまスーパーアリーナ)のYA-MAN(29=TARGET SHIBUYA)―斎藤裕(38=パラエストラ小岩)の一戦が中止なったと発表した。大会まで5日と迫るなか、10周年のメモリアルイベントは選手の欠場や対戦カードの変更が相次ぐ事態となっている。
榊原信行CEOは、この日都内で記者会見し、YA-MANが大会直前のスパーリング中に負傷し、左眼窩底骨折と診断されたと発表。斎藤との一戦は中止に決まった。
先月18日には、6大タイトルマッチの一画として予定されていたヘビー級タイトル戦が、Bellator2階級制覇王者ライアン・ベイダーの負傷により中止と発表。
今月12日には、元バンタム級王者のフアン・アーチュレッタが、入出国に関するトラブルにより来日が不可能になったとして欠場が決定した。対戦予定だった新居すぐるの相手は、19日に参戦が決まった、フェザー級の“新星”秋元強真に変更となった。
また、18日には、ライト級タイトルマッチで王者ホベルト・サトシ・ソウザに挑戦者として出場する予定だった野村駿太が、練習中に「左膝前十字靱帯損傷、左大腿骨骨挫傷、左膝外側側副靱帯損傷」の重症を負ってドクターストップ。タイトル戦の代役は、ウズベキスタン出身のイルホム・ノジモフに変更となり、当初、ノジモフと対戦予定だった“ブラックパンサー”ベイノアの相手は、緊急参戦の雑賀“ヤン坊”達也となった。
大会まであと5日。選手の欠場が相次ぐ異例事態に榊原CEOは「試合の中止は痛いが、本当に10年の総決算のラインアップが並んでいる。格闘技、RIZINの魅力を五感で感じて欲しい。変わらずご期待して欲しい」と呼びかけた。
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