NHK和久田麻由子アナ、3月までに退職しフリー転身へ 東大卒の37歳…『紅白』司会務めた経験も

NHKの和久田麻由子アナウンサー(37)が同局を退職することが25日、関係者への取材で分かった。和久田アナは遅くとも来年3月末頃までにNHKを退職し、4月以降はフリーアナウンサーとして活動する予定だという。同関係者は「有給休暇の消化などもあり、詳細な退職時期は不明」とした上で、新たな進路の準備のため3月よりも早い時期の退職も「十分にあり得る」とした。さらに新年度からの新たな仕事が既に決まっている可能性が高いと説明した。

NHKの和久田麻由子アナウンサー【写真:ENCOUNT編集部】
NHKの和久田麻由子アナウンサー【写真:ENCOUNT編集部】

すでにフリー転身後の出演番組決定の可能性も

 NHKの和久田麻由子アナウンサー(37)が同局を退職することが25日、関係者への取材で分かった。和久田アナは遅くとも来年3月末頃までにNHKを退職し、4月以降はフリーアナウンサーとして活動する予定だという。同関係者は「有給休暇の消化などもあり、詳細な退職時期は不明」とした上で、新たな進路の準備のため3月よりも早い時期の退職も「十分にあり得る」とした。さらに新年度からの新たな仕事が既に決まっている可能性が高いと説明した。

 和久田アナは神奈川県出身で東京大経済学部を卒業後、2011年にNHKに入局。初任地の岡山放送局から14年に東京のアナウンス室に異動となり『NHKニュースおはよう日本』のキャスターに就任。20年3月から22年4月まで『ニュースウオッチ9』、23年4月から24年3月まで『NHKニュース7』のキャスターを務めるなど、「NHK報道番組の顔」として活躍した。19年には『第70回NHK紅白歌合戦』の総合司会。21年の第72回でも司会を務めるなど同局の看板アナウンサーとして幅広い視聴者の支持を得ていた。

 プライベートでは19年に一般男性と結婚し、22年に第1子、24年に第2子出産を報じられた。24年3月末で『ニュース7』のキャスターを卒業後、育児休暇をへて今年10月からは『未解決事件』(土曜午後10時)を担当している。

 和久田アナはしっかりしたアナウンス技術で局内の評価が高く、視聴者にも人気。NHKの看板アナウンサーとして今後一層の活躍を期待する声が多い。そんな中での退職に、関係者は、和久田アナは東京勤務10年以上ということから、そろそろ地方局への異動対象になっても不思議ではないと説明した。もし対象でなくても、幼い子どもを抱える母親としては時間的に自由度が高いフリーに、という気持ちがはたらくのも自然なこと。また、これまで経験のない新たな世界への挑戦心も考えられる。

 和久田アナについてはキャスターとしての豊富な経験と力量、知名度からどの民放も欲しがる逸材という声をよく聞く。関係者は、和久田アナがフリー転身となれば、民放はすぐにでも起用したいと考えるはず。新年度から本格的に民放で活動するならすでに新たな仕事、レギュラー番組が決まっている可能性が高いと説明した。

 NHKでは例年1月中には新年度番組の司会やキャスターを決める会議を行い、近年は2月上旬に発表している。会議が本格的に始動する前にNHKに迷惑をかけないように配慮し、この時期までに退職を決断したと思われる。

 NHKの広報局はENCOUNTの取材に「職員個人に関することについてはお答えしていません」とコメントした。

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