新しい学校のリーダーズSUZUKA、初の声優で二役に挑戦「新しい扉が開くような経験」 今年の漢字は「前」

新しい学校のリーダーズのSUZUKAが25日、神奈川・横浜のローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらいで行われた映画『迷宮のしおり』(2026年1月1日公開、河森正治監督)の公開直前イベントに登場。作品の見どころや声優初挑戦の感想を語りながら、2025年を振り返った。

イベントに登場した新しい学校のリーダーズのSUZUKA【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登場した新しい学校のリーダーズのSUZUKA【写真:ENCOUNT編集部】

映画『迷宮のしおり』公開直前イベント

 新しい学校のリーダーズのSUZUKAが25日、神奈川・横浜のローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらいで行われた映画『迷宮のしおり』(2026年1月1日公開、河森正治監督)の公開直前イベントに登場。作品の見どころや声優初挑戦の感想を語りながら、2025年を振り返った。

『マクロス』シリーズなどで知られる河森監督の初オリジナル劇場長編アニメーションとなる本作。河森作品の特徴である「歌」や「SF」に「スマートフォン」あるあるを組み合わせた、エモーショナルな異世界青春脱出劇で、スマホの世界に迷い込んだ主人公・前澤栞を声優初挑戦のSUZUKAが務めた。共演は原田泰造、伊東蒼、齋藤潤、timeleszの寺西拓人らが出演している。

 伊東、齋藤、河森監督とともに舞台あいさつに登壇したSUZUKAは、公開まで1週間となった心境について「ワクワクする気持ちでいっぱいです」と笑顔。初めての声優業については「河森監督が手厚くサポートしてくださり、挑戦的で新しい扉が開くような経験でした」と振り返った。

 本作でのSUZUKAは、主人公・前澤栞と、現実世界に現れたもう一人のSHIORIという二役を演じた。「ステージに立っている時のSHIORIは自分に近いので演じやすかったんですが、前澤栞は自分とは真逆の内気であどけない、秘めた感情を持つキャラクターだったので、その声を見つけるのに時間がかかりました」と苦労があったという。

 SUZUKAの声優挑戦について河森監督は「今の時代、失敗するとすぐにバッシングされるので、一歩踏み出すこと自体が昔より大変になっていると思います。だからこそ、初めて挑む姿勢そのものが声に表れて良い芝居になると期待していました。現場でもそうで、特に二役は通常やらない難しい挑戦なので、大きなプレッシャーの中でステップアップしていく姿が素晴らしかった」と賞賛。河森監督の言葉にSUZUKAは「自分では分からない感覚ですが、そう思っていただけて本当に嬉しいです」と笑顔で応じた。

 劇中で高校生役を演じたSUZUKAは、自身の高校時代を振り返り「高校生の頃には新しい学校のリーダーズの活動が始まっていたので、実際の学校よりもメンバーと過ごす時間の方が多かったですね。リーダーズとして活動している時間が最高の学校生活でした。今もこの衣装を着ているので、学校生活が続いている感じがします」と当時を懐かしんだ。

 さらに2025年を漢字一文字で表すと「前」だと明かしたSUZUKA。「『十』と迷ったんですけど、新しい学校のリーダーズは新たな境地に入ったと思ったので、『前』にしました」と、前進し続けるグループへの思いを込めて説明した。

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