俳優・髙石あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがレフカダ・ヘブンを演じるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』（月～土曜午前8時）。12月25日に第64回が放送され、トキと銀二郎（寛一郎）が錦織（吉沢亮）と一緒のヘブンとイライザ（シャーロット・ケイト・フォックス）と偶然出会い、その後、トキが皆の前で怪談を語る様子が描かれた。SNSでは2組のカップルの鉢合わせ後の雰囲気に「空気地獄過ぎ」「凍りつく空気」といった声が飛び交った。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　第64回では寺で偶然出会った5人は錦織の仕切りで紹介し合う。ヘブンは、銀二郎がトキの前の夫と聞いた際に微妙な表情を見せ、握手しようと手を差し出した銀二郎とは握手をしなかった。その後、ヘブンの希望で寺に伝わる怪談をトキに語ってもらう流れに。ヘブンはトキの語る怪談に夢中になり、銀二郎とイライザ、錦織も2人の間に入れない状態になってしまう様子が描かれた。

　SNSでは「泥沼の修羅場」「ドロドロ」「凍りつく空気」「変な空気」「微妙な空気」「気まず過ぎ」「空気地獄過ぎ」という声が飛び交い、ヘブンには「嫉妬の嵐」「やきもちヘブン」「大人げない」といった声もあった。

　作品は松江の没落士族の娘で、小泉八雲の妻・小泉セツとラフカディオ・ハーン（小泉八雲）をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描くオリジナルストーリー。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語をフィクションとして描く。