無印良品で販売中の化粧品の一部で「異臭がする」との情報が拡散、物議を呼んでいる。無印良品の運営元は、異臭の事実について認め、「現在原因につきましては確認中でございます」と謝罪している。

　問題の商品は、無印良品で販売中の「薬用リンクルブライト乳液」。無印良品の商品レビューやSNSでは「とにかく臭いです」「顔が便？　銀杏？　のニオイになってしまい二度と使えません」「堆肥のような不快な匂い」「腐敗してるのかと思った」「カメムシくさい」「顔に塗った瞬間足の爪の垢のにおいがします」など、異臭に関して多数の報告が相次いでいる。

　無印良品を展開する良品計画の担当者は、ENCOUNTの取材に「『薬用リンクルブライト乳液』の一部ロットに臭いが発生していることは当社で認識しており、現在原因につきましては確認中でございます」と文書で回答。「お客さまにはご心配とご迷惑をおかけし申し訳ございません」と謝罪した。

　一部SNS上で、問題の商品が「薬用リンクルブライトUV乳液」とされていることについては、「今回の対象商品は『薬用リンクルブライト乳液 200ml』の一部ロットになります」と訂正。健康被害への影響や、商品回収の予定など、今後の対応についても問い合わせているが、回答はなかった。