木村拓哉『堂本兄弟』初登場 『愛のかたまり』をSPセッション 橋本環奈の両親はDOMOTOの大ファン

俳優の木村拓哉、橋本環奈が30日午後11時からフジテレビ系で放送する音楽バラエティー番組『堂本兄弟2025』に出演することが24日、発表された。木村は初登場となる。

『堂本兄弟2025』【写真:(C)フジテレビ】
『堂本兄弟2025』【写真:(C)フジテレビ】

橋本は6年ぶりの出演

 俳優の木村拓哉、橋本環奈が30日午後11時からフジテレビ系で放送する音楽バラエティー番組『堂本兄弟2025』に出演することが24日、発表された。木村は初登場となる。

 DOMOTO(堂本光一・堂本剛)の2人が、おなじみのメンバーと豪華ゲストと共に1年を締めくくる特別な一夜。今年はゲストに木村、橋本を迎え、それぞれの2025年を振り返る『堂本兄弟』ならではの本音トークや、堂本ブラザーズバンドによる生演奏のライブパフォーマンスなどを披露する。

『堂本兄弟』への出演は今回が初となる木村を迎え、番組では2025年をさまざまな“数字”からひもといていくトーク企画を展開。「お買い物初体験」「ルーティーン8:00~13:00」「真夏の400杯」など、事前に用意された“意味深な数字と言葉”をきっかけにトークが展開。

 キャッシュレス決済にまつわる意外なエピソードや、長年続いている日常のルーティーン、過酷な撮影現場での思い出など、木村の知られざる一面が語られるほか、DOMOTOとの関係性が垣間見えるトークも見どころだ。剛が木村のYouTubeチャンネルに出演した際に、釣りをしたエピソードや思い出話が飛び出すほか、木村と同い年で長年交流のある武田真治とは、当時を知るからこその絶妙な“掛け合い”も飛び出し、スタジオは大きな笑いに包まれる。

『堂本兄弟』への出演は6年ぶりとなる橋本だが、再会を喜ぶDOMOTOとの掛け合いに、スタジオは一気に和やかムードに。ガチャから飛び出す質問に答えてもらう企画“堂本!ガチャトーク!”で、橋本の2025年を振り返る。「毎日食べても飽きないもの」「今年いちばん腹が立ったこと」「今年いちばんスカッとした瞬間」などの質問が次々と投げかけられ、思わず本音がポロリ!? 「スマホに入っている今年のベストショット」という質問に、橋本は「オーストラリア旅行」と答え、旅のエピソードや貴重な写真を公開。橋本ならではの飾らない回答に、DOMOTOをはじめとするメンバーが鋭くも愛あるツッコミを入れ、スタジオは笑いに包まれていく。さらに、プライベートの過ごし方や食にまつわる話題では、橋本と光一の意外な共通点が明らかに。

 橋本は、堂本ブラザーズバンドとともに小泉今日子の名曲『木枯しに抱かれて』を披露する。本楽曲は高見沢俊彦が作詞・作曲を手がけた一曲で、橋本自身も「昔から大好きな曲」と語る思い入れの深いナンバー。

 さらに、橋本の両親がDOMOTOの大ファンであり、橋本にとって初めて訪れたライブが二人のコンサートだったというエピソードも明かされ、スタジオは温かな空気に包まれる。透明感あふれる歌声と、生演奏ならではのライブ感が重なり合う、ここでしか見られないスペシャルパフォーマンスとなっている。

 さらに、木村とDOMOTOによるスペシャルセッションも実現。披露されるのは、二人が作詩・作曲した『愛のかたまり』。「ずっと素敵な曲だと思っていた」と語る木村とともに届けられるこの一夜限りのパフォーマンスは、この三人だからこそ生まれる特別なハーモニーが見どころだ。演奏には、帝国劇場にまつわる思い出が込められたギターを手にした高見沢俊彦も参加し、長年音楽をともにしてきたメンバー同士の深い信頼関係が垣間見える。

木村拓哉「久しぶりに二人に会えたのがまずうれしかった」

 以下、コメント全文

○橋本環奈

──6年ぶりの『堂本兄弟』収録はいかがでしたか?

「やっぱりすごくアットホームで、トークが本当に楽しかったです。DOMOTOのお二人がとてもフランクに話してくださるので、いつ来ても楽しい収録だなという印象があります。6年前はギター演奏もあってすごく緊張していたのですが、今回は歌に集中できた分、安心感もありつつ、また違ったドキドキがありました」

──今回、歌唱パフォーマンスを終えて感じたことは?

「音楽が大好きなので、歌うこと自体は普段から身近ですが、生バンドを背負って歌う機会はなかなかないので、とても新鮮でした。堂本ブラザーズバンドの皆さんに囲まれて、あの音の良さの中で歌えるのは、本当に特別な体験で、“もっと歌いたい!”と思うくらい楽しかったです。緊張よりも楽しむ気持ちが勝っていて、最初から最後まで、とにかく楽しもうと思って歌っていました」

──トークで印象に残っているエピソードは?

「光一さんと私が“意外と似ているかもしれない”という話が盛り上がりました(笑)。好きな食べ物が一緒だったり、好きな格好が似ていたり、履くものが一緒だったり…共通点が見つかって楽しかったです。こういう何気ないトークが自然に広がるのも、『堂本兄弟』ならではだなと思いました」

──番組を楽しみにしている視聴者の方へメッセージをお願いします。

「『堂本兄弟』は、母が昔から大好きで、私自身も子どもの頃から見ていた番組なので、そんな番組に、木村拓哉さんと並んでゲストとして出演させていただけるとは思っていませんでした。年末の締めくくりとして、皆さんに楽しい気持ちで見ていただけたらうれしいですし、ぜひ良い年を迎えていただけたらと思います」

○木村拓哉

──収録はいかがでしたか?

「今回ゲストとして呼んでいただきましたけど、久しぶりに二人に会えたのがまずうれしかったですね。そうそうたる堂本ブラザーズバンドの皆さんに演奏していただいて、さらに久々にお客さんも入っていて。コロナ以降、なかなかこういう空気でトークをする機会がなかったので、やっぱり“周りのお客さんがいてくれた方が楽しいな“と改めて感じました」

──収録で特に印象に残ったシーンはありましたか?

「真治(武田真治)の空回りですかね(笑)。あとは剛の話し方が相変わらずで、なんというか…絵本を読んでいるみたいなトークで。ああいう空気感も含めて、この番組らしさだなと思いました」

──番組を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

「年の瀬で、今年も残りわずかですが、最近は予期せぬ出来事が突然起こることも多いですよね。そういう中で、自分の健康や安全だけじゃなくて、周りの人のことを少し気にかけるだけでも、救われる人はたくさんいると思います。“大丈夫?”って声をかけるだけでもいい。そうやって思い合いながら過ごしていけたら、どんな状況でも笑うことを忘れずにいられるんじゃないかなと思います」

──2026年は、どんな年にしたいですか?

「やるべきことはある程度見えてきていますし、“一緒にやろう”と声をかけていただいていることもあるので、まずはそこにしっかり向き合いたいですね。ここ最近はライブができなかった時期もあったので、できるうちに、やれることはどんどんやっていきたい。そんな一年にできたらいいなと思っています」

○堂本光一・堂本剛

──収録を終えて、いかがでしたか?

堂本光一(以下、光一):「1年ぶりの『堂本兄弟』ですが、今回は改名後、初めてDOMOTOとしてお届けする回になりました。そういう意味では“本当にDOMOTO兄弟になったな”という感覚もありましたね。雰囲気はいつも通りですが、西川(貴教)くんがいなかったので、少し落ち着いた空気感もありました」
剛:「そうですね。改めて、“DOMOTO”兄弟になりましたね」
光一:「もちろん西川くんも恋しかったですが、このメンバーが集まると、やっぱり自然といつもの空気になります。ゲストのお二人もすごく楽しくトークしてくださって、すてきな時間になりました」

──橋本環奈さんと『木枯しに抱かれて』をセッションしていかがでしたか?

剛:「お母様が小泉今日子さんのファンで、カラオケで歌われいてよく聞いていたそうで。今回“歌いたい”とリクエストされたそうなんです」
光一:「でも高見沢さんが曲を作られたことは、環奈ちゃんは知らなかったみたいです。高見沢さんの感性あふれる楽曲をみんなで演奏できてうれしかったです」
剛:「俳優さんは、“歌唱は難しいです…”とおっしゃられる方も多いんですが、橋本環奈さんは“歌います”といつも引き受けてくださって有難いです。環奈さんが歌われている姿はなかなか拝見できませんので、新鮮です」
光一:「ピュアな歌声でとてもすてきでした」

──木村拓哉さんと『愛のかたまり』を歌われていかがでしたか?

光一:「この曲は事務所の後輩だけでなく、いろいろなアーティストの方がカバーしてくださってる楽曲なんです。でも考えてみると、先輩と歌うことはなかったかな、と。それを、まさか木村先輩と歌わせていただくことになり…隣でガチガチに緊張しながら歌いました。木村先輩の声も聞かせていただいて。先輩が歌うと“木村ワールド”に一瞬にしてなる感じが、改めてすごいなと思いました」
剛:「僕もガチガチになりましたけど、木村さんが“一緒に歌おう”と言ってくださって本当にうれしかったです。今後木村さんと『愛のかたまり』を歌う機会はないに等しい…いや、ないと思います」
光一:「20数年前の曲ですけど、今までそういう機会がなかったもんね」
剛:「今回、『堂本兄弟』でそういう機会をいただいて有難かったです。今後そういう機会はないんじゃないかな、と思うくらい貴重な機会になりましたので、ぜひご覧いただきたいですね」

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