ヤーレンズ、『M-1』2年連続5位も「史上最高のトップバッター」 出来を自画自賛「伝わってないと思う」
漫才日本一決定戦『M-1グランプリ』で2年連続5位に終わったヤーレンズが22日、ABCラジオ『ツギハギ~ヤーレンズのダダダ団!~』(月曜午後9時15分)に出演。21日に行われた大会を振り返った。

843点で危機感「ヤバいかも」
漫才日本一決定戦『M-1グランプリ』で2年連続5位に終わったヤーレンズが22日、ABCラジオ『ツギハギ~ヤーレンズのダダダ団!~』(月曜午後9時15分)に出演。21日に行われた大会を振り返った。
出井隼之介が「『M-1グランプリ2025』終了しまして、我々ヤーレンズは5位でございました。応援ありがとうございました」とあいさつし、楢原真樹も「ありがとうございました」と感謝した。結果的にはトップの出番が影響した形になったが、出井は「そもそも、トップバッターな気がしてて」と予感があったと明かすと、楢原も「大会前からずっと言ってて」と同調。出井は「『トップ来そうだな』って言ってて」と言うと、リハーサルでも1番手だったとした。2023年に優勝した令和ロマンもリハと本番で1番手だったという。笑神籤(えみくじ)について出井は「俺らが混ぜてるんで。置いてあるから」と完全ガチンコと証言した。
いきなり盛り上げたヤーレンズのネタについて、ゲスト出演したトム・ブラウンの布川ひろきは「良かった。(2021年の)モグライダーさんのトップバッターもかなり良かったと思うんだけど、ほぼ一緒ぐらい良かったかも。それより良かったかもしんない」と絶賛。出井は「ありがとうございます」と返し、布川は「だから、優勝です」と笑わせた。
楢原は「私も体感、史上最高のトップバッターと自負してます。あれはかなり良かった。伝わってないと思うんだよね。もう一回、見返して欲しい」と自画自賛。トップ出番の条件として「一番最初の笑いをいつ作るかがポイント」とし、「大会始まって、初めてのボケが何秒後に来るかが大事。お客さんが『いつ始まった? ここからだ』って(気づいて)、ピークが先に来るか来ないかが大事。我々の初速の速さは着いた瞬間にもうボケている。これは素晴らしい」とまくしたてた。
出井は「やった感じはかなり良くて」と手ごたえがあったとし、点数発表までに控えのファイナリストの前を通った際も「ウワ~ッ」と歓声が上がったという。さらに、MC・今田耕司の横では前回覇者・令和ロマンと目が合い、2人から「良かったです」みたいに言われ、「それがめっちゃ良かった」と口にした。
出井は「(最終決戦3組に)『残れんのかなあ』っていう感じはしてたんだけど、結果としては残れずでした」と言うと、楢原は「俺は『ヤバいかも』って思ってて。去年の(3位以内の)合格ラインが850点だったんで、843(点)だったから、『これ結構、ギリじゃない?』って。俺は正直、終わったあと、もうちょっと点が出ると思ったんですよ。『思ったよりちょっと低いな。850ぐらいは行くかな』って思ったんですけど。トップだからこんなもんかって。(審査員の)礼二さんと塙さんも『抑えた』って言われたんで。『まあ、トップやから』って」と思い返して笑った。初体感した暫定1位席には「一瞬でも座れて良かった」と喜んだ。
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