錦笑亭満堂、サンドウィッチマンからの“一言”に奮起 著書の舞台化「一門に入ってくれたらうれしい」

落語家の三遊亭好楽(79)と弟子の錦笑亭満堂(41)が22日、東京・池之端しのぶ亭で、舞台『ウチの師匠がつまらない』の合同取材会に出席した。満堂が2024年に発売した同名著書の舞台化で、「師匠がつまらないというのは秘密なのに、公にしたから破門しましょうとなった」(好楽)という問題作。サンドウィッチマンにラジオ番組で「満堂のところに弟子が入るわけがない」と“ディスられた”ことの悔しさを口にした満堂は「舞台を見た人が弟子になって、うちの一門に入ってくれたらうれしい」と効果を期待した。

合同取材会に出席した錦笑亭満堂(左)と三遊亭好楽【写真:ENCOUNT編集部】
合同取材会に出席した錦笑亭満堂(左)と三遊亭好楽【写真:ENCOUNT編集部】

プロデューサー就任「責任を取る時は本名」

 落語家の三遊亭好楽(79)と弟子の錦笑亭満堂(41)が22日、東京・池之端しのぶ亭で、舞台『ウチの師匠がつまらない』の合同取材会に出席した。満堂が2024年に発売した同名著書の舞台化で、「師匠がつまらないというのは秘密なのに、公にしたから破門しましょうとなった」(好楽)という問題作。サンドウィッチマンにラジオ番組で「満堂のところに弟子が入るわけがない」と“ディスられた”ことの悔しさを口にした満堂は「舞台を見た人が弟子になって、うちの一門に入ってくれたらうれしい」と効果を期待した。(取材・文=渡邉寧久)

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 満堂は、お笑い芸人時代に使っていた本名「末高斗夢」として、プロデューサーに就任した。

「責任を負った方がいいと思って。何かあったときに矢面になれるようにと、いろんな意味で」と万が一の時の防波堤役としてプロデューサーを買って出たが、「今思えば、やらなければよかった」と早くも後悔の念をチラリ。「せっかくいただいた錦笑亭満堂という名前でもめたくない。責任を取る時は本名。捕まる時も本名ですからね」と、芸名と本名の使い分けの意義を伝えた。

 出版から1年ほどたった時に、劇団バルスキッチンから、舞台化したいという話が突如舞い込んだという。

 満堂の第一声は「正直正気かな、大丈夫? と言ったんですけど、前途有望な若い劇団とコラボできるのはうれしいと思いました」。弟子の飛躍に好楽は「(弟子に)取った時から自由にさせていますから、のびのびやんなさい、話題を作ればいいんだから」という放任姿勢で、満堂の著書の舞台化を喜んだ。

 満堂役を俳優の渡辺裕太(36)、好楽役を劇団ワハハ本舗の佐藤生宏(67)が演じる。

 当初、満堂はプロデューサーとして好楽の出演も考えたが、はまり役がないために、アフタートークにブッキングすることを決定。それでも日替わりゲストシーンもあるため、「日替わりゲストとしてサプライズもあります。まだ(初日まで)2週間以上ありますからね」と満堂。好楽も「ヒッチコックのように通りすがりとか」と、映画監督のヒッチコックが自作にカメオ出演したことを持ち出し、期待を持たせた。

 さらに満堂は、何が何でも公演を成功させる決意を表明。そのワケはお笑いコンビ・サンドウィッチマンの発言にあるという。

 サンドウィッチマンにラジオ番組で「満堂のところに弟子が入るわけがない」と“ディスられた”ことの悔しさを口にした満堂は「舞台を見た人が弟子になって、うちの一門に入ってくれたらうれしい」と効果を期待した。

 公演は来年1月16日から25日まで、池袋シアターグリーンBIG TREE THEATERで。日替わりゲストして、ウエンツ瑛士(40)、平愛梨(41)らが、アフタートークには好楽の他、笑福亭鶴瓶(73)が登場する。

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