M-1新王者たくろう 、8時間後に『めざまし』出演でネタに新ボケ注入 オファーは100件超殺到
ABCテレビ・テレビ朝日系で21日に放送された漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』で21代王者になったコンビ・たくろう(きむらバンド、赤木裕)に、早くも新規仕事で100件以上のオファーが届いていることが22日、所属事務所・吉本興業関係者の話で分かった。歓喜の夜が明けたこの日朝、2人は早速、フジテレビ系『めざましテレビ』(月~金曜午前5時25分)に生出演した。

本日、大阪で凱旋ライブ開催
ABCテレビ・テレビ朝日系で21日に放送された漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』で21代王者になったコンビ・たくろう(きむらバンド、赤木裕)に、早くも新規仕事で100件以上のオファーが届いていることが22日、所属事務所・吉本興業関係者の話で分かった。歓喜の夜が明けたこの日朝、2人は早速、フジテレビ系『めざましテレビ』(月~金曜午前5時25分)に生出演した。
M-1優勝決定から8時間30分が過ぎた午前6時33分、たくろうは生放送の『めざましテレビ』に登場。番組MCの井上清華アナウンサーから「今のお気持ちは」と問われ、きむらが「まさかね」、赤木は「最高にうれしいです。もう、たまらない!」と返して出演者の笑いを誘った。
その後、M-1決勝ファイナルステージで披露した「ビバリーヒルズ」を再現。赤木は「新種のホタル、赤木です」と8時間前の「元サイコパスの」とは違うボケで自己紹介し、意表をついた。ネタの後は軽部真一アナと握手。感激しながら「どのあたりで優勝を実感しました」と問われると、赤木が「(審査員の票が最初から立て続けに)3つたくろうやった時点で『優勝や』と思いました。後半は全く見てません」とオチをつけた。
オファーが100件以上届いていることについては、きむらが「緊張するんで、(どんな仕事が入っているかは聞かず)目の前の仕事を一生懸命やる感じにはしています」と回答。軽部アナからは本日、2人が大阪での凱旋ライブを行うことも明かされた。
たくろうは2016年3月、NSC大阪校で先輩のきむらバンドと後輩の赤木裕によって結成。愛媛県出身のきむらは35歳、茶髪のパーマが特徴で芸名は高校時代にバンドを組んでいたことに由来している。一方の滋賀県出身の赤木は34歳で、独特な間とシャツをズボンにインしたスタイルがトレードマークになっている。
コンビ名は、きむらが木村拓哉のファンだったことで「たく」、赤木はイチローが好きだったこと「ろう」で、「たくろう」となったという。以前から、「若手有望株」と注目されていた2人は、2018年には第39回ABCお笑いグランプリで決勝進出。24年にはNHK上方漫才コンテスト準優勝といった結果を残してきた。
赤木は23年のR-1グランプリで準決勝に進出。だが、M-1では18年の準決勝進出が最高成績で、決勝は初めてだった。結成当初からよしもと漫才劇場では圧倒的な支持を得ていたが、“ダークホース”として臨んだ今回、コンビとして最高のタイトルを手にした。
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