M-1新王者・たくろうとは何者なのか コンビ名由来は木村拓哉×イチロー…結成当初から劇場では圧倒的支持
漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』の決勝が21日、ABCテレビ・テレビ朝日系で放送。9年目のたくろうが第21代王者の座についた。全国的には無名とも言っていいたくろう。どんなコンビなのか。

2018年には第39回ABCお笑いグランプリで決勝進出
漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』の決勝が21日、ABCテレビ・テレビ朝日系で放送。9年目のたくろうが第21代王者の座についた。全国的には無名とも言っていいたくろう。どんなコンビなのか。
たくろうは吉本興業(大阪)所属で2016年3月結成。 NSC大阪校の先輩(きむらバンド)と後輩(赤木裕)によるコンビ。愛媛県出身のきむらは35歳。茶髪のパーマが特徴で、「きむらバンド」という芸名は高校時代にバンドを組んでいたことに由来している。一方の滋賀県出身の赤木は34歳。独特な間と、シャツをズボンにきっちりインしたスタイルがトレードマークだ。
コンビ名の由来はそれぞれの好きな人物から。きむらは木村拓哉の大ファンで「たく」。赤木はイチローから「ろう」。合わせて「たくろう」となった。
若手の有望株と注目されていた2人。2018年には第39回ABCお笑いグランプリで決勝進出。24年にはNHK上方漫才コンテストで準優勝。赤木は23年のR-1グランプリで準決勝進出した実績も持つ。
M-1では18年の準決勝進出が最高成績で、決勝は初めてだった。結成当初からよしもと漫才劇場では圧倒的な支持を得ていたが、“ダークホース”として臨んだ今回ついに全国区でその才能が開花した。
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