櫻井翔&荒川静香、2026年冬季五輪キャスター就任 バンクーバーから5大会連続タッグ

日本テレビは22日、2026年にイタリアで開催される『第25回冬季オリンピック競技大会』(ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪)の同局系メインキャスターに荒川静香、スペシャルキャスターに櫻井翔が就任することを発表した。2人は10年のバンクーバー五輪から冬季オリンピック5大会連続のタッグとなる。

荒川静香(左)と櫻井翔
荒川静香(左)と櫻井翔

荒川は5度目、櫻井は夏冬通じて10回目の就任

 日本テレビは22日、2026年にイタリアで開催される『第25回冬季オリンピック競技大会』(ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪)の同局系メインキャスターに荒川静香、スペシャルキャスターに櫻井翔が就任することを発表した。2人は10年のバンクーバー五輪から冬季オリンピック5大会連続のタッグとなる。

 06年トリノ五輪のフィギュアスケート金メダリストである荒川は、今回で5度目の冬季五輪キャスター就任。一方の櫻井は、夏冬通じて10回目の五輪キャスター就任となる。

 同局系では、26年2月7日の開会式ハイライトを皮切りに、鍵山優真が出場するフィギュアスケート男子フリーや、高木美帆に期待がかかるスピードスケート女子1500mなど、注目種目を多数放送する。

 出演者らのコメントは下記の通り。

○荒川静香

――5回目の冬季五輪キャスター就任。今の心境は?

「オリンピックは選手たちの生き様や人となりを感じて、思い入れを持って、いろんな視点からいろんな感情を動かされる、それが醍醐味だと思います。良い結果もたくさん見てきましたが、その陰で4年どころではない人生をかけて挑むオリンピックの難しさや、涙もたくさん見てきました。選手たちの思いを少しでも届けられればと思っています」

――櫻井のイメージや印象は?

「櫻井さんはスポーツに愛を持って見てくださるのを感じて、それが言葉になって、こんな表現で選手たちを皆さんに伝えてくださるんだという温かみをいつも感じています。本当に言葉に関しては頼りっぱなしで、学ばせていただくことばかりです」

――イタリアは荒川にとって特別な場所、今回の五輪はどんな思いがありますか?

「冬季オリンピックとしては20年ぶりのヨーロッパ開催。鮮明によみがえる記憶もあれば、やはり20年の時間を刻んできたなと感じる部分もあり、現地で自分自身がどんな気持ちになるのかというのも、一つの楽しみかなと思っています」

――キャスターとして伝えたいことは?

「オリンピックは開催国ごと、その大会ごとに特色が違っているのも1つの魅力だと思うので、選手たちは競技にフォーカスして自分の戦いに備えますが、このイタリアの地で戦う選手たちの様子、『イタリアならでは』の部分にも注目してお届けしたいと思います」

○櫻井翔

――荒川と5回目のタッグで冬季五輪キャスター就任。今の心境は?

「またこの冬のオリンピックをお伝えできるという喜びと、4年に一度の選手たちの思いの結晶のような時間を受け止めながら、広く届けていきたいと思っています。同時に、荒川さんとご一緒できるのは本当に心強く、またタッグを組めるのがとても嬉しいです。こうやって一緒にお伝えできるのは4年に一度なので、自分たちもこの瞬間を大切にしながら届けていきたいと思います」

――荒川のイメージや印象に変化は?

「ずっと変わりません。競技の部分だけではなくて、選手の人間性の部分まで深くお伝えする姿はすごく刺激になりますし、何よりも競技が終わった後のインタビューで選手にかける競技者として寄り添う言葉や質問は、やはり荒川さんにしかできないことがたくさんあるので、本当にそれは最初からずっと変わらないですね」

――これまでの冬季五輪で印象残っているシーンは?

「1つはソチ五輪の浅田真央選手の最後の万感のシーン。ちょうどキスアンドクライの後ぐらいの席から見ていました。大きいモニターに映る万感の浅田選手のポーズと、その真下に、遠目でも震えているのが分かる浅田選手本人。あの景色は忘れられないですね。もう1つは平昌五輪でスキージャンプ高梨沙羅選手が銅メダルをとったシーン。僕は会場の下から見ていたんですが、謎に僕が泣くという……感動的なシーンでした」

――キャスターとして伝えたいことは?

「競技期間中だけでなく、そこに至る思いや歴史、そういった部分をなるべく多くお伝えして、ご覧になる方が思いや夢を重ねるようなきっかけ作りができたらと思っています。冬季オリンピックならではの雪の結晶のような、綺麗な瞬間、美しい瞬間がたくさんあると思うので、そんな瞬間をお伝えできたらと思っています」

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