漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』の決勝が21日、ABCテレビ・テレビ朝日系で放送され、第21代王者がたくろうに決定した。

　今年は過去最多となる1万1521組がエントリー。真空ジェシカ、豪快キャプテン、ヨネダ2000、めぞん、ドンデコルテ、エバース、たくろう、ヤーレンズ、ママタルトの9組と敗者復活から上がったカナメストーンの計10組が激闘を繰り広げた。

　審査員は礼二（中川家）、山内健司（かまいたち）、塙宣之（ナイツ）、博多大吉（博多華丸・大吉）、哲夫（笑い飯）、柴田英嗣（アンタッチャブル）、駒場孝（ミルクボーイ）、後藤輝基（フットボールアワー）、海原ともこ（海原やすよ・ともこ）の9人。後藤と駒場は初の大役となっている。

　決勝ファーストラウンドからファイナルステージに進出したのは、4組目のエバース（870点）、7組目のたくろう（861点）、8組目のドンデコルテ（845点）。3組全員が吉本興業の所属だった。

　一方で、“常連組”となっていたトップバッターのヤ―レンズと5組目の真空ジェシカはまさかの敗退となった。

　ファイナルステージではドンデコルテ、エバース、たくろうの順でネタを披露。博多大吉、駒場、塙、後藤、哲夫、柴田、海原ともこ、礼二の8人の審査員がたくろうに票を入れた。

　豪快キャプテン、ドンデコルテ、たくろう、めぞんは初の決勝進出。ヨネダ2000は2022年以来の2回目、ママタルト＆エバースは2年連続の2回目、ヤーレンズは3年連続3回目、真空ジェシカは5年連続5回目の決勝となっていた。

　たくろうは2016年3月9日結成のお笑いコンビ。34歳の赤木裕と35歳のきむらバンドからなる。

　以下は歴代王者。

○これまでの『M-1グランプリ』優勝者
2001　中川家
2002　ますだおかだ
2003　フットボールアワー
2004　アンタッチャブル
2005　ブラックマヨネーズ
2006　チュートリアル
2007　サンドウィッチマン
2008　NON STYLE
2009　パンクブーブー
2010　笑い飯
2015　トレンディエンジェル
2016　銀シャリ
2017　とろサーモン
2018　霜降り明星
2019　ミルクボーイ
2020　マヂカルラブリー
2021　錦鯉
2022　ウエストランド
2023　令和ロマン
2024　令和ロマン

　以下、決勝1stラウンドの点数一覧。

1組目　ヤ―レンズ（843）
博多大吉：93
ミルクボーイ駒場：91
ナイツ塙：95
かまいたち山内：94
フット後藤：94
笑い飯哲夫：91
アンタ柴田：94
海原ともこ：97
中川家礼二：94

2組目　めぞん（820）
博多大吉：92
ミルクボーイ駒場：94
ナイツ塙：92
かまいたち山内：89
フット後藤：90
笑い飯哲夫：90
アンタ柴田：89
海原ともこ：93
中川家礼二：91

3組目　カナメストーン（830）
博多大吉：94
ミルクボーイ駒場：93
ナイツ塙：92
かまいたち山内：90
フット後藤：93
笑い飯哲夫：90
アンタ柴田：91
海原ともこ：94
中川家礼二：93

4組目　エバース（870）
博多大吉：97
ミルクボーイ駒場：95
ナイツ塙：99
かまいたち山内：97
フット後藤：96
笑い飯哲夫：97
アンタ柴田：98
海原ともこ：96
中川家礼二：95

5組目　真空ジェシカ（844）
博多大吉：95
ミルクボーイ駒場：94
ナイツ塙：93
かまいたち山内：95
フット後藤：94
笑い飯哲夫：91
アンタ柴田：92
海原ともこ：94
中川家礼二：96

6組目　ヨネダ2000（826）
博多大吉：94
ミルクボーイ駒場：92
ナイツ塙：94
かまいたち山内：91
フット後藤：89
笑い飯哲夫：89
アンタ柴田：93
海原ともこ：94
中川家礼二：90

7組目　たくろう（861）
博多大吉：96
ミルクボーイ駒場：97
ナイツ塙：96
かまいたち山内：92
フット後藤：95
笑い飯哲夫：94
アンタ柴田：97
海原ともこ：97
中川家礼二：97

8組目　ドンデコルテ（845）
博多大吉：91
ミルクボーイ駒場：95
ナイツ塙：91
かまいたち山内：95
フット後藤：93
笑い飯哲夫：95
アンタ柴田：94
海原ともこ：95
中川家礼二：96

9組目　豪快キャプテン（839）
博多大吉：89
ミルクボーイ駒場：96
ナイツ塙：93
かまいたち山内：96
フット後藤：92
笑い飯哲夫：91
アンタ柴田：93
海原ともこ：95
中川家礼二：94

10組目　ママタルト（823）
博多大吉：90
ミルクボーイ駒場：93
ナイツ塙：94
かまいたち山内：91
フット後藤：91
笑い飯哲夫：89
アンタ柴田：88
海原ともこ：93
中川家礼二：94