奥菜恵、もがき苦しんだ芸能界デビュー当時を回顧「自分自身を押し殺して生きていた」

俳優の奥菜恵が21日、都内で行われた心理カウンセラー・中島輝氏の新刊『愛をつくる技術』出版記念トークセッションに登壇。芸能界デビュー当時の心境を語った。

トークセッションに登壇した奥菜恵【写真:ENCOUNT編集部】
トークセッションに登壇した奥菜恵【写真:ENCOUNT編集部】

12歳でデビュー、「まだ道の途中」と意欲

 俳優の奥菜恵が21日、都内で行われた心理カウンセラー・中島輝氏の新刊『愛をつくる技術』出版記念トークセッションに登壇。芸能界デビュー当時の心境を語った。

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 同書は、心理学と哲学、脳科学、そして著者である中島自身の体験をもとに、人が誰かを愛し、誰かに愛され、自分自身を大切にしていくための「愛の技術」をまとめた1冊。この日は「愛は技術として育てることができる」をテーマにトークを展開した。

 奥菜は12歳で芸能界デビュー。イベント冒頭では、当時の心境を「中学生の頃から大人に囲まれた世界に飛び込んで、がむしゃらに生きていく中で、何が正しいのか……。本当にもがきながら、本を読み漁るようにして過ごしてきた10代もありました」と振り返った。

 かつては「人に尽くすことが愛」だと思い、「苦しくなる時期があった」とのことで、中でも最も苦しかった時代を「10代でお仕事を始めた頃」と告白。「自分自身が何者なのかわからなくなるくらい、感情を押し殺して生きていた時代だった。合わせすぎてしまうと自分自身が崩壊してしまう、精神を崩してしまう」と吐露した。しかし、この経験により「『(合わせすぎるのは)違うんだ』って気づきを与えてもらった。相手との距離感はすごく大事なのかなって思います」と考えた方が変わったと言い、「こういったことを積み重ねて、繰り返して、今があるっていう感じです」とした。最後には「まだ道の途中だと思っていますが」と今後の活動に意欲を見せていた。

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