「天下獲る」と断った翌日に…コロチキ結成の衝撃裏話に明石家さんまも驚き

お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズが20日、MBS『痛快!明石家電視台』(土曜午後3時)に出演。コンビ結成の経緯を明かし、きっかけはNSCの優等生だった西野創人から、落ちこぼれのナダルへの電話だったとした。

コロコロチキチキペッパーズ・ナダル【写真:ENCOUNT編集部】
コロコロチキチキペッパーズ・ナダル【写真:ENCOUNT編集部】

ナダルは本名「英樹」から「ヒデさん」と呼ばれていた

 お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズが20日、MBS『痛快!明石家電視台』(土曜午後3時)に出演。コンビ結成の経緯を明かし、きっかけはNSCの優等生だった西野創人から、落ちこぼれのナダルへの電話だったとした。

 2人は大阪NSC33期の同期ながら、大卒で社会人を3年経験した6歳上のナダルが25歳での入学で、周囲からは本名「英樹」から「ヒデさん」と呼ばれていたという。ネタ見せ授業で同期にオチやつかみのダメ出しをしていたヒデさんのネタを誰も見たことがなく、注目のヒデさん初のネタ見せについて、西野は「めちゃくちゃおもんなかったんですよ」と回想。YouTubeに一般人が投稿していた替え歌をパクったといい、結果的に西野は最高のAクラス、ヒデさんは最下層のC4クラスに振り分けられたという。

 Aクラスは週6の授業でネタ見せや演技を教わる中、C4は週1回発声練習のみだったという。ナダルは「バイトめっちゃして、1週間に1回、大きい声出して『声出たね~』って言われる」と説明して笑いを誘った。結成のきっかけについて、西野は当時の相方が休養を申し出てコンビ解散したとき、「『ヒデさん、何してんねやろう』って。僕の中であんだけ(人に)ダメ出しして、C4に行った生き様がおもろすぎて。残ってたんですよ、印象に」と言い、「電話して『ヒデさんと組みたいねんけど』」と誘ったとした。

 西野は返事について「『ありがとうな。でもな、オレいま相方おんねんけど。その相方と申し訳ないけど、天下獲るわ』と。『その相方と一生やっていくと決めたんや』」と振り返ると、直後に「ほんなら、次の日、ヒデさんから電話がかかってきて」と告白。村上ショージが「もう天下獲ったんや」と声を上げて笑いが起こる中「出たら、『西野、昨日は電話ありがとうな。昨日、天下獲るってオレ言ったよな。さっきネタ合わせしてたんやけど、相方に“もうお前とおっても売れる気せえへんわ。お前、おもんなすぎる”って言われた』と」とまさかの事態になったとした。

 ナダルは「(当時の相方に)ブチギレられたんです。『何でこんなにネタおもんなくなんねん!』って。『解散したい! 解散したい!』っておかしなったんですよ。『落ち着け。頼むから。解散するからちょっと待ってくれ』」とやりとりを再現。さんま、レギュラー陣も大笑いした。西野は「ちょっとびっくりしましたね」と振り返りつつ、「『西野、昨日、お前誘ってくれたよな。昨日の誘い、まだ有効か?』って。僕は『それもまた面白いな』って思っちゃって」とコンビ結成に至ったとした。

 芸名・ナダルも西野が命名したもの。さんまから「こいつ(ナダル)をどうしようと思ったの?」と聞かれた西野は、「英樹っていうのが普通すぎたんで、まず『ナダルってどう?』って言ったら。テニスプレーヤーのゲームがあって。そうしたら、ナダルが『ナダルでもええけど、お前、年下やから、オレが自分でつけたってことにするんやったら、名乗ってもええよ』って」と暴露。大きな笑いに包まれた。

 西野は「申し訳ないですけど、「やっべえぞ」も「いっちゃってる」っていうギャグも僕が一応、考えて、タートルネックも『着てくれ』って。(ナダルは)『ええけど、お前が考えたって言うのは嫌やからな』って」と裏話を披露して驚かせた。「ありがたいですけどね。『これイコールナダル』みたいになってるのが」と言う西野に、ナダルは「ナダルの名前が浸透したのは良かったんですけど、『結構、自分でつけた』ってしてたんで、理由も聞かれるわけなんですよ。『西野に付けられた』って言いたくないから、『何でナダルなん?』『テニス選手のナダルっているんですけど、ナダル選手みたいに笑いのラリーを返す』って言って、ずっとスベってた。『西野がつけた』って言ってくれて気持ちがだいぶ楽になりましたわ。『ホンマのこと言える』って」と本音を吐露して笑わせた。

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