アミューズ令和初ボーイズグループ・The Right Light、デビューライブで初々しいパフォーマンス
アミューズ令和初のボーイズグループ・The Right Light(ザ・ライト・ライト)のデビューライブ『YES』が13日、東京・渋谷 CLUB QUATTROにて開催された。

渋谷 CLUB QUATTROで約500人の観客を前にデビューライブ
アミューズ令和初のボーイズグループ・The Right Light(ザ・ライト・ライト)のデビューライブ『YES』が13日、東京・渋谷 CLUB QUATTROにて開催された。
11月22日にデビューを迎えたThe Right Lightにとって初のライブ。客電が落ちると、高揚感が高まるインストゥルメンタルとともにメンバーが登場し、星秀光の軽快なステップで始まる『Brand New Day』からスタートした。終始リズミカルで思わず一緒にノリたくなる楽曲だ。曲のラストに西浦心乃助が甘くささやく「こっちおいで」に客席も大きく湧いた。
曲が終わると18歳の松瀬太虹、15歳のショーン旺、16歳の西浦、18歳の黒木康正、15歳の木戸啓人、17歳の星の順にしっかりと自己紹介。デビューライブへの感謝と今日にかける意気込みがうかがえるあいさつとなった。
続いて披露した『Right Light』は、彼らが日常を照らす光となって、前を向いて歩んでいくことを力強く後押ししてくれる1曲。観客も一緒に「ライライライ」と歌い、ライブ開始早々に会場が一体となった。『Beautiful Day』はシンクロしながら踊るキャッチーなサビが印象的で思わず「ラッタッタッタッ」と一緒に歌いたくなる楽曲だ。まだ荒削りな部分はありながらも、3曲ともに8月17日のプレデビューライブからより一層レベルアップしたパフォーマンスとなった。
3曲を終え、少し小休止。ぎこちなく水を飲む姿すら初々しい。11月22日にデビューしたことへの感謝の気持ちを改めて伝え、同日リリースしたデビュー曲『YES』にかける想いも語る場面となった。
Galileo Galileiの尾崎雄貴(Vo/Gt)が作詞作曲を担当した『YES』はグループのコンセプトである“全肯定”をテーマにした歌詞で、「YES YES」「NO NO」とキャッチーなフレーズが盛りだくさんでクセになる楽曲だ。星の振り付けレクチャーもあいまって客席はこの日一番の盛り上がりを見せた。
続いて、かわいらしい振り付けで一緒にウキウキした気分になれる槇原敬之の『冬がはじまるよ』、スタンドマイクを使用した大人っぽい演出と思いきやトナカイやサンタの帽子を被り、ウブでかわいらしい様子も楽しめた山下達郎の『クリスマス・イブ』と、歌い継がれる名曲のカバーをThe Right Lightらしく披露した。
最後は「今日のライブのために準備してきた」という『The Moment』。事務所の先輩である上野皓平(こうへい)が作詞作曲を担当。ラスサビに拳を掲げる力強いパフォーマンスでは、ファンの声援に全力で応えようとする彼らの強い想いが表れている。
アンコールではグッズのTシャツに着替えたメンバーが登場。鮮やかなカラーのタオルやシンプルイズベストなTシャツ、メンバーのメッセージが入ったトレーディングカードなどグッズ紹介を行なうと、「まだ曲がこれ以上ないのでもう一度『YES』を歌わせてください!」と、初々しいMC。
アンコール時の『YES』はスマートフォンでの撮影、SNSでの拡散がOKということで、観客は喜びの歓声ののち、一斉にスマートフォンを掲げた。アンコール特別仕様のフォーメーションで木戸(Key)も一緒に振り付けを踊り、6人がそろった圧巻のパフォーマンスを最後に魅せた。
最後に客席に向かって感謝をのべ、一人ひとり深くお辞儀をしてステージを去る姿が印象的。ライブ終了後にはお見送り会も開催。プレデビューライブやファンミーティングに続き、間近で見るメンバーたちに笑顔で歓声を上げるファンの方の姿が多く見られた。
西浦は10月期日曜ドラマ『ぼくたちん家』(日本テレビ)、映画『ブラック・ショーマン』に出演し、リーダーの松瀬は26年1月期『DREAM STAGE』(TBS)に出演が決まっているなど、新人ながら個々の活躍も目覚ましいThe Right Light。これからの音楽シーンを照らす「光」となるべく邁進していく。
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