『あんぱん』スピンオフ制作決定 主演にネット仰天「まじ!?」「なんだと」「たくちゃんお帰り!」
NHKは15日、連続テレビ小説『あんぱん』のスピンオフとなる特集オーディオドラマ『さいごのうた』が制作され、2026年1月3日にNHK-FMで放送することを発表。主演は、いせたくやを演じる大森元貴が務める。

オーディオドラマ『さいごのうた』制作
NHKは15日、連続テレビ小説『あんぱん』のスピンオフとなる特集オーディオドラマ『さいごのうた』が制作され、2026年1月3日にNHK-FMで放送することを発表。主演は、いせたくやを演じる大森元貴が務める。
『あんぱん』は、俳優・今田美桜がヒロイン・のぶ役を演じた作品。今回のスピンオフでは、いせの晩年を中心に据え、音楽と人とのつながりを深く描いた物語となる。大森が演じるいせは、劇団を率いる作曲家で、嵩とともに『手のひらを太陽に』などを生み出した人物。本編では登場していた白鳥玉恵役の久保史緒里に加え、新キャストとして三浦透子、小林虎之介の出演も決定した。
物語は、1987年にいせが「日本のミュージカルでアメリカ公演を成功させる」という夢を追い、仲間との衝突を経て舞台を成功させる様子から始まる。だがその裏で、いせの体は病にむしばまれていた。1992年、嵩との新たなミュージカル制作中に倒れ、「もう仕事はできない」と医師から告げられる。絶望の中、妻・薫から渡された手紙には、新しい歌詞が綴られており、いせは約束を胸に、最後の力でメロディーを紡いでいく――という展開が描かれる。
大森が演じるいせたくやは、劇団を率いる作曲家であり、『見上げてごらん夜の星を』などの音楽も手がけた人物。久保演じる白鳥は、『手のひらを太陽に』を歌った人気歌手だった過去を持ち、現在は養護施設の先生として働いている。三浦が演じる橿原薫は、アメリカ公演のオーディションでいせと出会い、後に妻となる。小林演じる八条大吉は、いせの弟子であり劇団スタッフを務める人物だ。
大森のコメントは下記の通り。
「たくちゃんを演じ終えた後は本当にさみしくて、僕自身“あんぱんロス”でした。だからこうして再び演じられるのは幸せです。本編では描ききれなかったたくちゃんの恋愛模様や細かな心情がしっかりと描かれていることに、僕もとてもうれしくなりました。独特な表情や間がたくちゃんという人物を象徴していたので、声だけで表現する戸惑いもありましたが、収録はふだんの活動に近い雰囲気でリラックスして演じられました。今作は本当に見どころばかりで、さまざまな掛け合いや久保さん三浦さんの歌声、そしてたくちゃんが大切にする人とのつながりが深く描かれています。「あんぱん」ファンの皆さんには、ぜひ聴いてほしい作品です」
なお、オーディオドラマ『さいごのうた』は、NHK-FMにて2026年1月3日午後10時から、NHK-R1では1月13日午後9時5分から放送予定。配信は放送後1週間、NHKネットラジオ「らじる★らじる」で行われる。
今回の制作発表に、ネット上では「またまた楽しみをぶっ込んで来てくれた!楽しみだ」「オーディオなんて耳が幸せすぎる」「たくちゃんお帰り!」「まだまだたくちゃんを感じられる機会があるなんて」「たくちゃん!!!!!!主演?!?」「なんだと!?」「まじ!?」などと驚きの声が上がった。
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