紫吹淳、初のTVMC「ドキドキしながらの収録」 来年芸能生活40周年で新境地「ずいぶんと大人に」

元宝塚歌劇団月組トップスターで俳優・紫吹淳が、来年1月5日スタートのBS12音楽情報番組『ハッスルミュージック』(月曜午前6時30分)でMC(司会)に初挑戦することになり、このほど横浜市内で収録を行った。

テレビ初MCの意気込みを語った紫吹淳
テレビ初MCの意気込みを語った紫吹淳

BS12『ハッスルミュージック』のMC務める

 元宝塚歌劇団月組トップスターで俳優・紫吹淳が、来年1月5日スタートのBS12音楽情報番組『ハッスルミュージック』(月曜午前6時30分)でMC(司会)に初挑戦することになり、このほど横浜市内で収録を行った。

 番組は、毎回ゲストが登場し、新曲などの歌唱コーナーとトークで構成。トークでは楽曲制作の話や今だから明かせるエピソードなど、ゲストの素顔に迫る。紫吹は、タレントのエド山口とともにMCを務め、番組を盛り上げていく。

 関係者によると、新たな音楽番組をスタートするにあたり、“進行の顔”を探していたところ、今回がバラエティーなども含め、テレビでMC初挑戦となる紫吹に白羽の矢が立ったという。収録では、エドの独特なトークセンスと紫吹の飾らない人柄が前面に出た絶妙なコラボを繰り広げた。最初のゲストは演歌歌手の佳山明生。

 紫吹は3歳の頃にダンスを始め、宝塚時代はダンスの名手として知られた。キレのある動きや華やかなパフォーマンスで高い人気を誇り、退団後は舞台をはじめ、ドラマやバラエティーなど幅広く活動。今回、新たな扉を開くことになる。

 番組収録後、ENCOUNTの取材に、この大役について「初めてのMCという事で、大丈夫かしら!? とドキドキしながらの収録でしたが、私自身も楽しめる事が出来ました。回を重ねるごとに皆さまと、より楽しい番組となります様に努めたいと思います」と意気込みを語った。

 今年もあとわずか。今年も舞台やドラマなどで忙しい日々を過ごしたが、東京・帝国劇場が建て替えのため2月末で休館したことは、特に印象深かった様子だ。2004年に宝塚退団後、俳優デビューとなった舞台をはじめ、数々の作品に出演してきただけに、「毎年立たせていただいた帝劇公演が、建て替えでないという事に身体がちょっと、むずつく感じでした(笑)。当たり前が当たり前ではないと言う事、その大切さ大事さをひしひしと感じた1年でした」と振り返った。

 来年は、1986年に宝塚で初舞台を踏んでから、芸能生活40周年を迎える。記念ステージも予定しており、「40周年とは、紫吹淳もずいぶんと大人になったなぁ~って(笑)。男役半分、女優半分を、どう振り返ろう? と楽しみでもあり大変そうだな、なんて思いながら40周年コンサートに向けて、少しずつ準備していかなきゃと思っています」と節目の年の青写真を描いていた。

『ハッスルミュージック』は群馬テレビでも放送される(1月7日スタート、水曜午前9時)。

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