お笑いコンビ、トム・ブラウンが13日深夜、隔週レギュラーのMBSラジオ『アッパレやってまーす!～土曜日です～』（深夜0時）に出演。布川ひろきが、フジテレビ系『さんまのお笑い向上委員会』のスタジオ床は暴れ回る芸人仕様で「少しだけ柔らかい」と発言した。

　番組出演の際、コンビ内バトルを求められるという2人。極楽とんぼ・加藤浩次もかつて相方・山本圭壱と「『ケンカしてください』みたいなの多かったよ」と共感。布川はポッドキャスト収録で相方・みちおと「2本に1本ぐらいはもめる」といい、それを見たテレビスタッフから「あのケンカやってほしいです」と期待されると明かした。ところが、布川は「ただただ本気でケンカしてるんで」と言い、再現は難しいとした。

　みちおは「1回、（明石家）さんまさんの『向上委員会』で布川を払い腰みたいな感じで投げて、騒然とさせたことあります」と告白し、理由を「つかみがあんまりウケなくて、これは投げるしかないと」と明かした。布川は「マジで意味わかんないです。そんなに（つかみは）悪くなかったです。そこそこ反応はあったんですけど。みちおが『足りない』と思ったらしくて、急に僕の顔面を張り出して」と振り返った。

　怒った布川があごに膝蹴りを入れようとしたところ、みちおがひざを押さえてそのまま払い腰で投げたという。加藤から「お前、つええな」と言われたみちおは、「（技が）決まりました。音声のコードちぎれました」と当時の本気度を示した。布川は「僕は床に脳天から落っこちて」と言うと、「びっくりしたのが、『向上委員会』の床。『やっべえ、頭から落ちた』って。僕、柔道やってたから、『ヤバっ』と思ったんですけど。『向上委員会』の床って、芸人がみんな飛び込んだりするじゃないですか。飛んだりとか。だから、ちょっとだけ柔らかいんです。ビックリしましたもん」と“芸人仕様”になっていると証言。

　加藤は「マジで？　ちょっとウレタン入ってんのかな？」と口にすると、布川は「ホント、ちょっとですよ」と返した。河合郁人が「体操する床みたいな感じですか?」と言うと、「そこまでじゃないですけど。ちょろっとぐらいの。びっくりしました」とコメント。加藤から「それで助かったの？」と確認され、「助かりました」と認めた。当時はMCのさんまだけ爆笑していたという。布川によると、EXITが怖がっていたといい、それを見たEXITの女性ファンから「マジ、トム・ブラウン最悪。気持ち悪い」などと嫌われたという。

　この日も2人のバトルはくすぶり、布川が各番組の事前アンケートで書いた内容について「みちおが丸々パクる」と告発。「7年間、我慢してたけど、パクられ続けてた」と怒りを見せた。みちおは「布川が言ったんですよ。『どっちかがウケてればいいじゃん。コンビの特典じゃん』って」と反論。布川は「それと違うじゃん」とぼやいた。加藤が「何でパクるの？」と質問すると、みちおは「それに関しては無意識にやっちゃってる」と明かして笑わせた。