3人組バンド・Mrs. GREEN APPLE（大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架）が13日、都内で行われた「MGA MAGICAL 10 YEARS SPECIAL GREETING ＆ CINEMA VIEWING ENCORE」に登壇した。

　ミセスは2022年3月18日の活動再開から2025年12月31日までの期間を「フェーズ2」と称し、活動中。「フェーズ2」完結まで残りわずかとなり、現在の心境を聞かれた大森は「実感がないですね。発表したものの、特に何か大きな変化があるってわけでもないですから。我々のマインドというか、心持ちがちょっと変わるぐらいな感じ」と説明。

「『フェーズ2』はあっという間だった」という藤澤は、「休止期間を経て『フェーズ2』を開幕できるのはすごくワクワク、うれしかったなと、いまでも鮮明に覚えている。2を走っている中で、僕はもどかしいというか、いろいろ抱えるものもありました。でも今年10周年でメンバーとみんなと迎えて『すごくいいフェーズ2だった』と実感できた。それが終わっちゃうのかと思うと……」としんみり。「正直、実感が沸かないけど、この年末駆け抜けて元旦を迎えてどういう気持ちになるのか楽しみでもあります」と率直な心境を明かした。

　2026年1月1日より「フェーズ3」が開幕となるが、大森は「ライブやりたいっすよね！」とにっこり。「『フェーズ2』もやっていましたけど、来年はファンクラブ10周年なのでより密に感謝の気持ちを伝えたい。今年のデビュー10周年を駆け抜けられたのはJAM’S（バンドファンの名称）のおかげなので」と感謝を伝えた。

　今年の7月に行ったライブをIMAXで楽しめるライブフィルム『MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE ～FJORD～ ON SCREEN』と、楽曲制作の様子に迫ったドキュメンタリー『MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM THE ORIGIN』が11月28日に封切り。きょうは両作のヒットを記念しての舞台あいさつとなった。