【RIZIN】 YA-MAN―斎藤裕の中止が決定 YA-MANがスパー中に重傷で緊急手術…大会5日前に発表
格闘技イベント「RIZIN」は26日、都内で記者会見し、大みそかに開催する「RIZIN 師走の超強者祭り」(さいたまスーパーアリーナ)に開催予定だった、YA-MAN(29=TARGET SHIBUYA)―斎藤裕(38=パラエストラ小岩)の一戦がYA-MANの練習中の怪我により、中止に決まったと発表した。

斎藤裕は意気消沈「言葉にできない」
格闘技イベント「RIZIN」は26日、都内で記者会見し、大みそかに開催する「RIZIN 師走の超強者祭り」(さいたまスーパーアリーナ)に開催予定だった、YA-MAN(29=TARGET SHIBUYA)―斎藤裕(38=パラエストラ小岩)の一戦がYA-MANの練習中の怪我により、中止に決まったと発表した。
会見の冒頭で、榊原信行CEOが沈痛な表情でYA-MANの欠場を報告した。大会直前のスパーリング中に負傷。左眼窩底骨折と診断され、全治4か月から6か月程度の重傷と明かし、早急に手術が必要な状況と語った。
会見で配布された資料によると、骨折部位から目の組織が飛び出し、その部位が壊死してしまう可能性があったという。
この日の会見には、対戦相手の元フェザー級王者・斎藤裕(38=パラエストラ小岩)も登壇。約1年5か月ぶりに復帰し、キャリアをかけた試合に臨む予定だったベテランは、現在の心境について「言葉にできない状況。今でもどうしたら良いのか分からない。自分の中で重いものを抱えてやっていたので、ファンの皆様に申し訳ない」と終始下を向きながら謝罪した。
29歳のYA-MANは、23年5月にRIZINに初参戦しMMAデビュー。今年7月には現役最終戦となった金原正徳に、3R・TKOで勝利するなど、群雄割拠のフェザー級で上位戦線に浮上していた。
以下、YA-MANのコメント。
「今回練習中に左眼窩底骨折をしてしまい、試合欠場することになってしまいました。対戦相手の斎藤選手、本当に申し訳ありません。
怪我をした状況としては試合前最後のボクシングスパーリングでヘッドギアを装着し、16オンスにて行いましたが、眼球にパンチをもらい眼窩底骨折をしてしまいました。
骨折部位から目の組織が飛び出してしまい、早急に手術をしないと飛び出した部位が壊死してしまうとのことで、すぐに手術することになってしまいました。この試合を楽しみにしてくださっていた皆様、本当に申し訳ありませんでした」
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