【RIZIN】連敗中のクレベル「トップに戻りたい」 生き残りへ正念場…ケラモフとの“元王者対決”に自信
格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」(31日、さいたまスーパーアリーナ)の合同公開練習が13日、都内で行われた。元フェザー級王者のクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)は、約3分間のミット打ちを披露。同級元王者、ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)との生き残りをかけた一戦に向け、順調な調整ぶりをアピールした。

公開練習で軽快なミット打ちを披露
格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」(31日、さいたまスーパーアリーナ)の合同公開練習が13日、都内で行われた。元フェザー級王者のクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)は、約3分間のミット打ちを披露。同級元王者、ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)との生き残りをかけた一戦に向け、順調な調整ぶりをアピールした。
クレベルは約3分間、ボンサイ柔術の打撃トレーナーを務めるRIZINファイターの鈴木博昭をパートナーにミット打ちを行った。右フックや右ストレートを軽快に打ち込み、多くの観客が集まった会場に心地良い音を響かせた。
長年、フェザー級のトップファイターとして活躍してきた36歳だが、25年はここまで苦しい一年となっている。5月にはラジャブアリ・シェイドゥラエフにキャリア初のTKO負けを喫して王座から陥落すると、7月の朝倉未来とのリマッチでも判定負け。痛恨の連敗となった。
対戦相手のケラモフは、6月の木村柊也との試合直前にインフルエンザに罹患し、判定勝利も大苦戦。11月に予定されていた試合前にはウイルス性胃腸炎を発症して前日に欠場が決定するなど、1年を通してコンディション調整に苦しんだ。
長年ファンから待望論のあった元王者対決。敗者はタイトル戦線から脱落しそうな決戦だが、クレベルは「極められる自信がある。三角絞めです」と代名詞の“ボペガー”を予告。今後については「一個ずつ、まずはケラモフに勝ってまた来年考えたい。絶対勝って自分の階級のトップに戻りたい」と語り、目前に迫った試合に向けて集中力を高めていた。
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