にしたん社長、AIドクター実用化へ数百億円の投資を明言「不妊治療において日本で一番乗りで開発したい」
にしたんクリニック、イモトのWiFiなどを運営するエクスコムグローバルの西村誠司社長が12日、TikTokを更新し、不妊治療の領域で「AIドクター」を実用化することを目指し、数十億~数百億円規模の投資を行う計画を明言した。これまでも「人がやらなかったこと」を実行してきた自負から「日本初を本気で」と言葉に力を込めた。

TikTokで構想を発表
にしたんクリニック、イモトのWiFiなどを運営するエクスコムグローバルの西村誠司社長が12日、TikTokを更新し、不妊治療の領域で「AIドクター」を実用化することを目指し、数十億~数百億円規模の投資を行う計画を明言した。これまでも「人がやらなかったこと」を実行してきた自負から「日本初を本気で」と言葉に力を込めた。
西村氏は「物事をヒットさせるには誰もやったことがないことを必ず一つ入れる」と言い、その代表例として、自身の渋谷・総額30億円の豪邸に屋上インフィニティプールを設置したエピソード、11月に2億円以上をかけてホテルオークラ東京「平安の間」に巨大ステージ、ハイクオリティー演出のエクスコムグローバル創業30周年パーティーを開催したことを挙げた。
その上で「普通の企業がやらないスケールでやるからこそ、人の心が動く」と強調し、来年に向けた「AIドクターの実用化」への動きを本格化させると語った。
「うちの不妊治療クリニックにおいてAIを使った診察を実現することに関して、何十億、何百億円といったお金をリスクを取って投資していきます。そして、高度なクオリティーで医師以上の診察ができるようにしていきます。例えば、画像をタップすると、大好きな目黒蓮さんが出てきて優しく優しく自分を診てくれるような。日本で一番乗りで開発するようにしたいと思います」
AIによる病気の診断支援は国内外で本格化している。今年6月には、米国のマイクロソフトが、人間の医師を上回る診断精度を持つAIを発表しており、今後、西村氏が経営するにしたんクリニックの取り組みも注目されそうだ。
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