平野莉玖、人生の節目は21歳 造園業からアパレル会社の代表に「自分たちの力で何かを作り上げたい」
アーティスト・俳優・アパレル会社代表と多岐にわたって活動する平野莉玖が12月24日にコンセプトミニアルバム『Color Of Love』を発売する。夢に挑む人への応援歌や、結婚をテーマにしたラブソングなど、日常の中の“想い”を表現した。このほどENCOUNTの取材に応じ、楽曲への思いや過去の恋愛、人生における節目を明かした。

『約束~color of love~』はいとこの結婚式のために制作
アーティスト・俳優・アパレル会社代表と多岐にわたって活動する平野莉玖が12月24日にコンセプトミニアルバム『Color Of Love』を発売する。夢に挑む人への応援歌や、結婚をテーマにしたラブソングなど、日常の中の“想い”を表現した。このほどENCOUNTの取材に応じ、楽曲への思いや過去の恋愛、人生における節目を明かした。(取材・文=水谷賀奈子)
新作は「ハートフルであたたかい“対誰か”の楽曲を集めた」という。その中でも『約束~color of love~』はミディアムバラードのウェディングソングで、レコーディングでは「きれいに、美しく聞こえるように意識した」と話す。平野のハイトーンな声が印象的だ。
「頭のコーラスの部分も、すべて自分の声で録りました。チャペルに天使がいる様子を想像しながら、強くなりすぎず、弱くなりすぎないようにしました」
楽曲を作る際には、“未来の自身の結婚式”を想像したのだろうか。
「考えませんでした! そもそもこの楽曲は、いとこの結婚式でサプライズで歌うために書いた曲で、自分の理想を考えて書いたわけではないんです。もし自分の結婚式を考えるなら、友達や家族、親戚をできるだけ呼んで、みんなに囲まれながら大きくド派手にやりたいです!」

BANTY FOOTの『交差点』に背中を押された
楽曲のコンセプトは「結婚という人生の節目に送るラブレターソング」とうたっている。平野もラブレターを書いたことがあるか尋ねると「めちゃめちゃ書いていました(笑)」と即答し、当時の恋愛を打ち明けた。
「今思い返すと恥ずかしいですが、小学3~6年生でずっと片思いしてる子がいて、その子だけにずっと書いていました。振られ続けてかなわぬ恋で終わっちゃったんですけど、猛アタックしていました」
やさしく微笑みながら、そう少年時代の淡い思い出を振り返った。そんな平野は現在、アーティスト・俳優・アパレル会社の代表と幅広く活動する。では、人生の“節目”はあったのだろうか。
「明確にあります。21歳ですね。自分で起業してアパレルブランドを始めたタイミングでした。それまでは街の木を切ったり、お客さんの家の庭を手入れしたり、造園業の仕事をしていました。その仕事も大好きだったのですが『このままでいいのかな。ここで止まったままか、前に進むか』という気持ちでした」
前に進むことを決心した背景には、ある楽曲の存在があったという。
「そんな時に一緒に歩んでくれる仲間がいたことと、レゲエサウンドグループのBANTY FOOTの『交差点』という曲が、自分の境遇にぴったりで背中を押されました。でも、その時はまだ何をするか決まっていなくて、ただ『自分たちの力で何かを作り上げたい』という気持ちだけはありました。それから考えていくうちに『好きだった服に携わりたい』と思い、アパレルブランドを立ち上げました」
当時の決断は「間違っていなかった」と言い切る平野。楽曲『交差点』に出会い、影響を受けただけに「僕自身が音楽に救われた人間なので、今は僕の曲が一人でも多くの人の心の拠り所になれればいいなと思っています。1曲でも多く、歌いたいです」と熱い思いを口にした。
今後も、音楽の力を信じて、歩み続けていく。
□平野莉玖(ひらの・りく)1999年3月1日、愛知県名古屋市生まれ。アーティスト活動のほか、アパレルブランド『RKS RICKY』の代表取締役社長も務める。小学校時代に地元のラッパーに影響を受け、ラッパーとして活動を開始。中学時代に一時休止するが、2021年5月に『RIKU』として音楽活動を再開し、配信シングルをリリース。23年12月20日に1stシングル『Doubt it』でCDデビュー。24年12月には1stアルバム『Just The Way We Are』でメジャーデビューした。俳優としても22年から活動し、24年にはTBS系連続ドラマ『さっちゃん、僕は。』で連ドラ初出演を果たした。
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