なにわ男子の髙橋恭平が12日、都内で行われた映画『ロマンティック・キラー』初日舞台あいさつに、上白石萌歌、木村柾哉（INI）、中島颯太（FANTASTICS）、髙橋ひかる、森香澄、醍醐虎汰朗、犬飼貴丈、西垣匠、ゆうたろう、内藤秀一郎、豊田裕大、英勉監督と共に登壇した。

　本作は、数々の漫画賞を受賞した百世渡氏の同名コミックを、俊英・英勉監督が実写映画化。恋愛に興味がない女子高生・星野杏子(上白石）が、人間の恋愛エネルギーを糧にする魔法使いの出現により、さまざまなロマンティックな展開に巻き込まれていく姿を描く。

　客席から髙橋と共に登場した上白石は「ロマンティックに包まれる覚悟はできていますか？」と観客をあおると、髙橋も「皆さんは多分ロマンティックが足りていないと思うので、この映画で充電していただければ！」と呼びかけた。

　上映前の舞台あいさつ。ネタバレ厳禁ということで、この日は男性陣がロマンティックチーム、女性陣がキラーチームに分かれてゲームをすることに。それぞれが数字を書いて「ロ（6）マンティック（9）」に合わせるゲーム、絵しりとり、男性陣の誰かが「ニャー」という声を発するのを、女性陣が当てるという3番勝負を行うことに。

　真剣にゲームに取り組む髙橋ら男性陣は、客席にお尻を向けて真剣に話し合うなどガチ勝負を繰り広げる。結果は男性陣が完全勝利を収めると会場からは大きな拍手が巻き起こっていた。

　ほぼトークなしでゲームが繰り広げられる展開に、髙橋は「こんなバラエティーに振ったイベントは初めてかも。全国で配信しているのに、9人でじゃんけんをしたのは初めてです」と笑うと、上白石は「私は日本中をロマンティックにしたいです」と宣言し、「この物語は究極の人間愛を描いています。一人ぼっちだった杏子が、いろいろな人と出会って、人と関わることの素晴らしさを知っていく。本当に素晴らしい映画です」とアピールした。