AKB48の次世代エース・伊藤百花、センター抜擢で決意表明「多くの方に知っていただくことが目標」
AKB48の新センター・伊藤百花が11日、都内で行われた1stフォトブック『百花ずかん。(ひゃっかずかん)』(光文社)の発売記念記者会見に登壇。センターとしての決意を語った。

19期研究生としてお披露目された“いともも”
AKB48の新センター・伊藤百花が11日、都内で行われた1stフォトブック『百花ずかん。(ひゃっかずかん)』(光文社)の発売記念記者会見に登壇。センターとしての決意を語った。
2024年3月に19期研究生としてお披露目された“いともも”こと伊藤は、25年4月にリリースされた65thシングル『まさかのConfession』で表題曲の初選抜入り。次世代エースとして期待され、4日の日本武道館公演で正規メンバーに昇格すると、67thシングル(2026年2月25日発売)のセンターに抜てきされた。
ファン待望の初フォトブックは、鎌倉を舞台に撮り下ろしたグラビア編と1万字インタビューなどの読み物編からなる現在の伊藤のすべてが詰まった一冊。「showroomのイベントでファンのみなさんと勝ち取ったフォトブックです。AKB48に入らせていただいたときから、自分のフォトブック、写真集を出すことが目標にあったので、うれしい気持ちとこんなにも早く出せるんだと、ありがたい気持ちで驚きました」と笑顔を見せた。
前田敦子や大島優子といったレジェンドメンバーと共演した日本武道館コンサートを終えて、「公演の最中はいろんな感情になったのですが、終わってみて考えたら今までにないくらいの素敵な経験をさせていただきました。OGの先輩が集まってくださる機会は、この先あるかないか分からない奇跡の武道館公演だったと思います」とコメント。「悔しい思いもたくさんしたのですが、この経験を今のタイミングでできたことは自分にとって財産だと思うので、無駄にせずこれからのAKB48生活に生かしていきたという前向きな気持ちです」と思いを伝えた。
憧れの先輩・大島優子との共演も実現し、「学生の頃からファンだったので、実際にレッスンで会えたこともうれしかったです。『波乗りかき氷』のステージで私の名前をあげてくださって、その時は神対応すぎて開いた口が塞がらなかったです。尊敬の気持ちが増して大好きになりました」とうれしそうに話した。
グループは6年ぶりとなる紅白歌合戦出場が決まり、再び注目を集めていることについては、「20周年というタイミングでOGのみなさんの力もたくさんお借りましたし、たくさんの方の協力があっての今のAKB48だということを感じました」と言及。「『NHK紅白歌合戦』も私たちだけの力では、まだ届かない機会だと思うので、だからこそいただいた貴重な機会を絶対に私たちでものにしたいです」と意気込みを語った。
センターとしてグループを引っ張っていく存在となり、「SNSを見ていると、『今のAKB48を全然知らない』とか『今のAKB48』という言葉を目にすることが多くなった。悔しい気持ちもあるのですが、その反面、AKB48の名前を知ってくださる方はたくさんいると思うので、AKB48の素敵な歴史と先輩たちが築き上げてきてくださったものに感謝して、今のAKB48がより多くの方に、まずは『こんな子がいるんだ』と知っていただけるチャンスの1年になっていくと思うので、多くの方に知っていただくことが目標です」と前を向いた。
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