田中みな実、フリー転身決断の理由告白 夢は「朝の帯番組の司会」も現実のオファーに「焦りがありました」
元TBSアナウンサーで俳優・タレントの田中みな実が7日、TBS系『日曜日の初耳学』(日曜午後10時)に出演。フリーに転身した理由と、その後の苦悩を語った。

苦悩も「ふとした瞬間に孤独を感じて」
元TBSアナウンサーで俳優・タレントの田中みな実が7日、TBS系『日曜日の初耳学』(日曜午後10時)に出演。フリーに転身した理由と、その後の苦悩を語った。
田中は2009年、TBSに入社。2年目には『サンデージャポン』に大抜擢された。これを機に、ぶりっ子キャラとしてブレイク。レギュラー番組を6本抱える売れっ子アナウンサーとなるも、人気絶頂の入社5年目、TBSを退社した。
これについて田中は、「当時、たくさんバラエティー番組をやらせていただいていて。だけど、このまま同じことをやっていていいのだろうか? って思い始めてしまって」と回想。「そればっかりを求められると自分に飽きてきませんか? 自分に飽きたら終わりだと思っていて」と述べた。
当時の夢は「朝の帯番組の司会」。その多くがフリーのアナウンサーだったことで、フリーへの転身を決断したそうだ。
これを受け、インタビュアーの林修が「分かりやすく言うと、有働(由美子)さんみたいな姿が参考になったわけですね?」と聞くと、田中は「そうですね。ああいうふうになりたいって思いました」と告白。「でも、私はそこのポジションをやりたくてフリーになったのに、来る仕事は『過去の恋愛話してください』とか、『ぶりっ子的なお話をしてください』とか、あと『局でいくらもらっていたか言ってください』とか。なんか、そんなことばっかりで、思っていたお仕事をいただけてないぞって焦りがありました」と振り返った。
続けて、「(TBSを)やめたことに対しては、どこか後悔はあったんですか?」との質問には「後悔することばかりでした」と返答。「言ってなかったですけど、フリーになって1つだけ決めたことがあって。『フリーになってよかった?』って周りに聞かれたり、取材されたりした時に『絶対によかった』って答えられるようにしようって決めてたんですね。どんだけ状況が悪くても……」と告げた。
田中は「なので、その時は『よかった、よかった』しか言わなかったんですけど、ふとした瞬間にすごい孤独を感じて……」と発言。「やめなければよかったなって思ったり、本音を言ってくれる人が減りましたね」と明かした。
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