北川景子&森田望智が報知映画賞でW受賞 ママ友からの反響や「言霊」エピソード明かす

俳優の北川景子が9日、都内で行われた主演映画『ナイトフラワー』(内田英治監督)の公開御礼舞台あいさつに森田望智と共に登場した。

イベントに登壇した森田望智(左)と北川景子【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した森田望智(左)と北川景子【写真:ENCOUNT編集部】

主演映画『ナイトフラワー』公開御礼舞台あいさつ

 俳優の北川景子が9日、都内で行われた主演映画『ナイトフラワー』(内田英治監督)の公開御礼舞台あいさつに森田望智と共に登場した。

『ミッドナイトスワン』(2020年)の内田監督が原案・脚本・監督を手がけた本作は、“真夜中シリーズ”最新作となるヒューマンサスペンス。借金取りに追われながら東京へ逃げてきた母親・永島夏希(北川)が、2人の子どもの夢を叶えるべくドラッグの売人になることを決意し、危険な世界へと足を踏み入れていく様を描く。

 公開初日から2週間以上が経過し、第50回報知映画賞で本作での演技が高く評価された北川が主演女優賞、森田が助演女優賞と栄えあるダブル受賞が決定するなど、盛り上がりを見せている本作。主演の北川は「自分の受賞は結構信じられなくてという感じで、なかなか本当にいただけるんだと実感するまで何日かかかりましたが、森田さんと受賞と聞いて、その時の方が泣きそうになりました。私のアップの時は泣かなかったんですが、森田さんの時に泣いてしまって、受賞も同じような感じで、望智ちゃん獲ったんだ!とその時の方が涙ぐんだ気がします」と森田の受賞を喜んだという。

 北川扮(ふん)する夏希のボディガードとしてシスターフッドを繰り広げる格闘家・芳井多摩恵役の森田は「何より2人で同じ賞をいただけるのがうれしかったし、撮影中に北川さんと『頑張っているから賞とかほしいよね』とちらっと話していて、本当になったと思いました」と満足げ。すると北川は「絶対獲るでしょうと思ったので、言霊あるんだなと思いました」と笑顔を見せていた。

 公開後の周囲の声として北川は「すごいありました。普通の生活している時は言わないですが、ママ友から子どもを送った後にこれ撮ってたの?とよく言われて、見たお友だちはびっくりしていました。私よりも考察がすごくて、結末が結構半々なんですが、希望があるというかハッピーと言っている方が半分、やっぱりか、という人が半分で、分かれるんだなというのも新鮮でした」と反響が大きかったと明かしていた。

 劇中でバディを組む北川と森田。北川は「多摩恵が森田さんでなければできなかったと話していますが、他の人だったら無理だと思います。格闘技以外に現場でずっとほわんって優しい感じでいてくださったことがすごく頼もしいというか、私もリラックスして撮影できました」と森田に感謝の言葉。

 一方の森田も「景子さんが誰よりも私が格闘技をしていることを心配しくれたし、それとともに一緒に戦ってくれました。1番きついときに隣にいた存在だったので、撮影にいくと心配してくださって、気持ちを共感してくださって声をかけてくれたことが救いで、多摩恵さんも夏希さんが救ってくれたんだろうなと思います」と演じたキャラクター同様に感謝しきりだった。

 劇中で息のあったコンビ感を見せた2人に、MCが「次回共演するとしたらどんな作品に?」と質問すると、北川は「私は絶対にコメディーがいいです。ずっと笑っているみたいな。で私が今度は守る。コメディーで私が周りの敵とか倒して守るっていうか、触るな!みたいな感じのアクションコメディーですね。笑って泣けて痛快な作品をお待ちしております」と回答。一方の森田は「サイコスリラーとか(笑)。景子さんはお化け役で、私は追いかける役」と答えると、北川は「いいかもいいかも。私追いかける! やりたーい」と満更でもない様子だった。

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