安住紳一郎アナ、14年連続レコ大司会は「誇り」 冗談で報道陣を笑わす「私を超えそうな後輩がいたら踏み潰す」
『第67回輝く! 日本レコード大賞』(TBS系で12月30日午後5時半から放送)の総合司会が、TBSの安住紳一郎アナウンサー、俳優の川口春奈の2人に決まった。安住アナは囲み取材で同番組に懸ける思いを語った。

Mrs. GREEN APPLEは「ステージングも評価が高い」
『第67回輝く! 日本レコード大賞』(TBS系で12月30日午後5時半から放送)の総合司会が、TBSの安住紳一郎アナウンサー、俳優の川口春奈の2人に決まった。安住アナは囲み取材で同番組に懸ける思いを語った。
2012年から同番組の総合司会を務めており、今回で14年連続となる安住アナは「レコード大賞は私自身すごく楽しみにしていまして、年末にアーティストの皆さん方の力の入ったステージを余すことなく全国の皆さんにお届けする。そのお手伝いができることをうれしく思っています」とにっこり。
楽しみにしているアーティストについて安住アナは、2023年、24年と2年連続でレコード大賞を受賞しているMrs. GREEN APPLEの名を挙げ、「3連覇に注目が集まるんじゃないかな」とし、続けて「Mrs. GREEN APPLEのステージングも評価が高いです。音楽関係者からの熱視線もあり、空気感が楽しみですし、頼もしいなって思う」と話した。
さらに、「堺(正章)さんが前任で、16年ほどやられていた」と切り出し、「その堺さんが今年、特別賞でRockon Social Clubの皆さんとステージやってくださるんじゃないかってことで、ミスターレコード大賞の堺さんとのお話を楽しみにしている」と声を弾ませた。また、映画『国宝』が特別賞に入っていることについて安住アナは「どういうことなんでしょう」と首を傾げ、「そこに乗りたいってことなんでしょうかね……」とコメントし笑わせていた。
この日は、14年連続で司会を務める気持ちも聞かれ「日本を代表する音楽の祭典の司会として声がかかるということは、アナウンサーをやっていて誇りです。うれしいことでもあるので、また年末にレコード大賞の司会に声がかかったってことは私の中でも大きな出来事です」としみじみと語り、「毎年の積み重ねで、私を超えそうな後輩がいると確実に踏み潰しています」と冗談を交えて報道陣を笑わせた。
まもなく終わる25年を振り返る場面もあり、安住アナは「体調を崩す時もありました。年代的にも体調管理が難しい年になり職場にも迷惑をかけましたが、なんとか帯番組含めて変わらずに仕事を続けてこられたことにホッとしています」と胸を撫で下ろし、「もう少し時間があったら新しいことに挑戦したかったですが、来年に持ち越しですね」と26年の活動へ意欲を見せた。
最後に、安住アナは「年末は各局で音楽番組があります。レコード大賞は賞典の生中継ですが、働いていて思うのは、TBSテレビはカメラ、音声、照明、あと美術。この技術が他局と比しても決して負けることはないと実感しています」と自信をにじませ、「生放送の賞典ってものに批判的な意見があるのは承知していますが、私たちが作り出すものでいいものが出せると自負しておりますので、あまり普段見ていないって人にもぜひ見ていただきたいです」と呼びかけた。
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