映画『マッチング』続編が来年公開決定 土屋太鳳&Snow Man佐久間大介が続投「夢がかなった気持ち」

2024年に公開されて注目を集めた映画『マッチング』の続編『マッチング TRUE LOVE』が、2026年に公開されることが9日分かった。主演の土屋太鳳、Snow Manの佐久間大介は前作から続投となる。

『マッチング TRUE LOVE』が2026年に公開される【写真:(C)2026『マッチングTL』製作委員会】
『マッチング TRUE LOVE』が2026年に公開される【写真:(C)2026『マッチングTL』製作委員会】

原作・脚本・監督は前作に続き内田英治氏

 2024年に公開されて注目を集めた映画『マッチング』の続編『マッチング TRUE LOVE』が、2026年に公開されることが9日分かった。主演の土屋太鳳、Snow Manの佐久間大介は前作から続投となる。

 原作・脚本・監督は前作に続き内田英治氏。続編では、舞台も登場人物たちも大きくスケールアップし、現代における“出会い”のリアルをさらに深掘りする。物語は、南の島のリゾートホテルという閉鎖空間で始まる“マッチングツアー”をきっかけに、登場人物の過去が次々と暴かれ、想像を超えた地獄のデスゲームが幕を開ける。その緊張と裏切り、疑念、殺意のせめぎ合いを描き切る内田監督の手腕は圧巻だ。

 主演は、第48回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞し、Netflix『今際の国のアリス』シーズン3が世界配信中の土屋。極限の状況で揺れ動く人物像を繊細に演じ、物語の中心で“真実の愛”と対峙する。そして、Snow Manとして多方面で活躍し、内田監督最新作『ナイトフラワー』(2025年)が現在公開中の佐久間も、前作から引き続き吐夢役として再登場。前作以上に強烈な存在感で、島に集められた男女の運命を揺さぶっていく。

 輪花役の土屋は、撮影を振り返り「内田監督はさらに容赦なく濃厚な時間を生み出して下さり、佐久間さんはより佐久間さんらしく、そして何より吐夢らしく、ナチュラルなのに闇があふれる吐夢の存在は、より一層いとおしさを増していました」とコメントした。

 また、吐夢役の佐久間は、「再び吐夢を演じられることが素直にうれしいですし、時間を経て見えてきた新たな一面や成長にも、僕自身ワクワクしながら向き合いました」と手応えをのぞかせた。さらに、原作・脚本・監督の内田氏は「オリジナル作品自体なかなか難しい時代に、続編を作らせていただけるなんて本当にうれしいです。何よりもまた輪花と吐夢に会えたことが、作り手でありながらこの2人のファンである私には楽しかった」と喜びのコメントを寄せた。

佐久間大介「土屋さんが出るなら絶対に出る」と即決

 土屋、佐久間、内田氏のコメントは以下の通り。

○唯島輪花役/土屋太鳳

「とてもおそろしくて、でも魅力的な夢を見てしまった時、なぜか続きを見たくなって、もういちど目を閉じてしまう……そんな経験はありませんか? 『マッチング TRUE LOVE』のお話をいただいた時、私と私の中にいる輪花は、まさに、そんな気持ちになりました。内田監督はさらに容赦なく濃厚な時間を生み出して下さり、佐久間さんはより佐久間さんらしく、そして何より吐夢らしく、ナチュラルなのに闇があふれる吐夢の存在は、より一層いとおしさを増していました。信じられない程の酷暑のなか行われた撮影でしたが、昼間は太陽の光に、夜は星の光に照らされた分、人の心の影の部分が、より濃く深く、解釈出来たように思います。あの世界へ再び、どうか、一緒に」

○永山吐夢役/佐久間大介

「ついに念願の続編です。前作の撮影中から内田監督が『続編をやりたい』とおっしゃっていて、舞台挨拶でもみんなで話していたので、本当に夢がかなった気持ちです。映像で演技する楽しさを知れたのは、吐夢という役に出会えたから。再び吐夢を演じられることが素直にうれしいですし、時間を経て見えてきた新たな一面や成長にも、僕自身ワクワクしながら向き合いました。内田監督は最も信頼している映画監督です。僕の芝居や作品への姿勢に共感してくださり、『こういう芝居が見たい』と具体的に言ってくださる方なので、しっかり応えたい一心でコミュニケーションを重ねながら撮影に臨みました。

 そして、この作品の話をいただいたとき、『土屋さんが出るなら絶対に出る』と即決しました。また土屋さんと演技でご一緒できることが、本当にうれしかったです。『マッチング TRUE LOVE』はキャストも増え、舞台も大きくスケールアップしています。『マッチング』という作品自体の進化を感じてもらえると思いますので、今後の情報もぜひ楽しみにしていてください」

○原作・脚本・監督:内田英治氏

「ようやく『マッチング TRUE LOVE』をお届けすることが出来ます。オリジナル作品自体なかなか難しい時代に、続編を作らせていただけるなんて本当にうれしいです。何よりもまた輪花と吐夢に会えたことが、作り手でありながらこの2人のファンである私には楽しかった。真実の愛とは? 血にまみれた純愛物語をどうぞお楽しみください」

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