キングオブコント第13代目王者は「ジャルジャル」 涙の福徳「チョーうれしいです」

真のコント日本一を決めるお笑いコンテスト「キングオブコント2020」の決勝戦が26日、東京・TBSで行われ、「ジャルジャル」が“第13代キング”となった。

キングオブコント第13代王者「ジャルジャル」【写真:(C)TBS】
キングオブコント第13代王者「ジャルジャル」【写真:(C)TBS】

コント日本一決定戦「キングオブコント2020」速報

 真のコント日本一を決めるお笑いコンテスト「キングオブコント2020」の決勝戦が26日、東京・TBSで行われ、「ジャルジャル」(福徳秀介、後藤淳平)が“第13代目キング“となった。

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 2008年にスタートし、今年で13回目の開催となる「キングオブコント」。20年大会には1707組がエントリーし、準決勝を勝ち上がった、うるとらブギーズ、空気階段、ザ・ギース、GAG、ジャルジャル、ジャングルポケット、滝音(たきおん)、ニッポンの社長、ニューヨーク、ロングコートダディの10組が決勝の舞台に。18年と19年は、ファイナリストを決勝当日に発表する制度が導入されたが、今年は事前に決勝進出者が発表されていた。

 ジャルジャルは477点でファーストステージ1位通過。461点のニューヨーク、458点の空気階段を合わせた3組がファイナルステージに進出した。

 ジャルジャルは2本目でタンバリンを使ったネタを披露し、審査員も爆笑。ファーストステージとファイナルステージの合計得点は941点で、924点の暫定1位だったニューヨークを抑え、ジャルジャルが1位となり、コント日本一の栄冠を勝ち取った。

 福徳は涙を浮かべ「チョーうれしいです」。後藤は「1回から挑戦して本当にやっとという感じで、最高です」と安堵の表情を見せた。

 ジャルジャル2本目の審査員の得点は、「バナナマン」の設楽統が93点、日村勇紀が94点、「さまぁ~ず」の三村マサカズが90点、大竹一樹が92点、「ダウンタウン」の松本人志が95点で最高点をつけた。

 設楽は「最後ニューヨークとジャルジャル2組、今年はお客さんの前でコントができなかったので、調整するのが難しかったと思う。ジャルジャルはいろいろ数をやってるから、そういうところが最後勝った原因」と指摘。

 大竹は「福徳が泣くとは思わなかったので、ボクも少し泣いてます。お笑いっていいなと思いましたね」とコメント。日村は「ジャルジャルは、やってることものすごいベタなことを、2人の実力と見事なテクニックで見せつけた」と評価した。

 三村は「決勝は3組ともいい勝負だと思ったんですけど、ファーストステージの“誰やねん、なんやそれ“もう1回見たい。あれで優勝ですよ」。

 松本は「例年に比べてお客さんも少ないし、決していい状態ではなかったかもしれないですけど、本当に集中してよく頑張ってくれたし、ジャルジャルはとっくに優勝してもおかしくないコンビですから」と話した。
 
「キングオブコント2020」のMCは、「ダウンタウン」の浜田雅功、TBSアナウンサー・日比麻音子が担当した。

【キングオブコント歴代王者】
第1回(2008):バッファロー吾郎
第2回(2009):東京03
第3回(2010):キングオブコメディ
第4回(2011):ロバート
第5回(2012):バイきんぐ
第6回(2013):かもめんたる
第7回(2014):シソンヌ
第8回(2015):コロコロチキチキペッパーズ
第9回(2016):ライス
第10回(2017):かまいたち
第11回(2018):ハナコ
第12回(2019):どぶろっく
第13回(2020):ジャルジャル

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