仲野太賀、小栗旬のカリスマ性に感服「覇気を現場にいて感じます」 大河『豊臣兄弟!』に手応え

俳優の仲野太賀、池松壮亮が8日、都内で行われた、2026年1月4日スタートのNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』(日曜午後8時)試写会後の会見に制作統括の松川博敬氏、チーフ演出の渡邊良雄氏と共に出席した。

会見に出席した池松壮亮(左)と仲野太賀【写真:ENCOUNT編集部】
会見に出席した池松壮亮(左)と仲野太賀【写真:ENCOUNT編集部】

撮影は今年6月にクランクイン

 俳優の仲野太賀、池松壮亮が8日、都内で行われた、2026年1月4日スタートのNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』(日曜午後8時)試写会後の会見に制作統括の松川博敬氏、チーフ演出の渡邊良雄氏と共に出席した。

 同作は、強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡、夢と希望の下克上サクセスストーリー。仲野が主人公・豊臣秀長(小一郎)を、池松が秀長の兄で天下人となる秀吉(藤吉郎)を演じ、脚本は八津弘幸氏が務める。

 主演の仲野は「個人的にようやくこの日を迎えることができたなと感慨深いものがあります。(映像冒頭の)『大河ドラマ』という文字に熱くなるものがありました。本当に『豊臣兄弟!』が始まるんだなと、その高揚感のまま第1話を見ていた記憶があります」と感慨を口にした。

 撮影は今年6月にクランクインしており、「半年かけて作っていますが、世間の人から楽しんでもらえるような力強い作品になったんじゃないかな」と手応えを明かした。

 池松も「本当にまっすぐな物語。争いが絶えなかった村で育った兄弟2人が、平和な世を求めて天下までのし上がっていくサクセスストーリー。見て元気をもらえる作品に育っていくのではないかなと、毎日やっております」と意気込みを語った。

 織田信長役は小栗旬が務める。共演について仲野は「僕は個人的に小栗旬さんとご一緒するのは初めて。説得力というか、本当、旬さんにしか出せない強いオーラ、覇気を現場にいて感じます」と圧倒された様子。「旬さんがいると、現場は旬さんの空気になるというか、織田信長の空気になっていく。普段は和やかさもあるんですけど、緊張感もあったりして。本当に旬さんしか考えられなかったんじゃないかな、この信長という役は。最高にかっこいい信長だと思ってます」と絶賛した。

 池松も「織田信長という役を旬さんがされるということに、運命めいたものを日々受け取っています」と同調。「俳優として第一線で活躍されてきた、あの人が培ってきた人生と、織田信長という人の人生がリンクするような瞬間を日々目の前で見させてもらって、非常に感銘を受けていますし、感動しています」と語った。

 さらに池松は「大きな器、おおらかさ、何よりカリスマ性。物語をどんどん引っ張ってくれていますし、織田信長がいなかったら豊臣秀吉という人が生まれていないんだなということを、小栗さん演じる信長を見ながら日々感じます」と敬意を表した。

 小栗からかけられた言葉について話題が及ぶと、仲野は「『汚えな』と言われたのが一番印象に残っています」と告白。農民出身の役柄ゆえ、衣装やメイクが薄汚れていることへの小栗なりの“愛あるツッコミ”だったようで、会場を和ませた。

 一方、池松は「『ゴルフしようね』とか、『お寿司食べに行こっか』」と誘われていることを明かした。

 フォトセッションには、仲野と池松がガッチリと握手を交わしながら再登場。劇中さながらの“兄弟の絆”を見せ、会場を沸かせていた。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください