韓国の多国籍9人組ガールズグループ・TWICEが8日までに、来年4月25、26、28日に東京・国立競技場で、ワールドツアー日本公演「TWICE　＜THIS　IS　FOR＞　WORLD　TOUR　IN　JAPAN」の追加公演を開催すると発表した。海外アーティストによる同競技場での単独公演は初になり、グループの公式サイトでは「1公演につき8万人を集客」と記している。

　グループの公式サイトでは、「TWICE WORLD TOUR IN JAPAN追加公演が決定いたしました」と発表。「2026年4月25日（土）26日（日）28日（火）MUFG STADIUM（国立競技場）3DAYS!!　MUFG STADIUM（国立競技場）でも360度ステージとなり、360度開放の観客席は1日あたりおおよそ8万人を集客予定」と明記した。

　その上で「この動員数は国内でコンサートができる施設では前人未到で最大級となります」とアピールし、「この記録的動員への証として、来場者全員にTWICE10周年記念MUFG STADIUM（国立競技場）ライブ記念デジタルチケットをプレゼント」と呼びかけた。

　チケットは全席指定で1万5500円（税込み、システム手数料別途）。最速先行チケットは既に受付が開始されている。

　TWICEにとって、6度目のワールドツアーは日本公演を7月26日、27日の京セラドーム大阪公演を皮切りに、愛知・バンテリンドーム ナゴヤ、みずほPayPayドーム福岡、東京ドームの4大ドームで計8公演開催。40万人を動員した。そして、追加の国立競技場3公演で24万人を動員することになる。

　国立競技場での海外アーティストの公演は、改修前の旧国立時代にポール・マッカートニーが2014年5月に予定していたが、体調不良で直前に中止になった経緯がある。改修され、20年から利用が始まった新国立では、嵐（20年11月3日、コロナ禍で無観客）を皮切りに矢沢永吉（22年8月27、28日）、Ado（24年4月27、28日）、Snow Man（25年4月19、20日）の計4組が公演を開催。来年4月4、5日にはONE OK ROCK、同11、12日には櫻坂46が公演を予定している。