ジョニー・デップが話題さらった「東京コミコン2025」全日程終了 “大幅遅れ”もファン熱狂

千葉・幕張メッセにて5日から開催されていた「東京コミコン2025」が7日、クロージングセレモニーをもって全日程を終了した。

ステージに登壇したジョニー・デップ【写真:ENCOUNT編集部】
ステージに登壇したジョニー・デップ【写真:ENCOUNT編集部】

大物スターがずらりと集結

 千葉・幕張メッセにて5日から開催されていた「東京コミコン2025」が7日、クロージングセレモニーをもって全日程を終了した。

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 ラストを飾るクロージングセレモニーには、イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、クリストファー・ロイド、リー・トンプソン、トム・ウィルソン、クローディア・ウェルズ、ニコラス・ホルト、ダニエル・ローガン、ジョン・バーンサル、クリスティーナ・リッチ、イヴァナ・リンチ、ノーマン・リーダス、ショーン・パトリック・フラナリー、ジャック・クエイド、セバスチャン・スタン、マッツ・ミケルセン、ピルウ・アスベック、浅野忠信、ジム・リー、C.B.セブルスキー、フランク・ミラーというそうそうたるスターたちが登場し、日本で過ごした時間を振り返り、愛のある言葉でイベントの成功を伝えた。

 そんななか、やはり大きな話題をさらったのが、ジョニー・デップ。6日の2日目から参加したデップは、スタートの遅れや、一人一人に手厚いファンサービスを行うこともあり、サイン会、撮影会のスケジュールは5時間以上も遅れることとなった。最終的には日を超えて、翌7日への振り替えや、サイン会、撮影会のチケットの返還なども発表された。SNSではデップの遅刻に伴う遅延への否定的な意見や、ファンサービスの手厚さに感激する称賛などさまざまな意見が飛び交った。

 7日は、デップが6日に消化できなかったサイン会、撮影会の振り替えた午前11時から行われる予定と発表された。さらにもともと午後1時から行われるはずだったセレブステージが同4時30分スタートに変更。しかし、ファンが列を作って並んでいたものの、定刻の時間にはデップの姿はなく、ファンはやきもきしていた。

 午後4時30分を少し過ぎたあと、デップはセレブステージに登場。デップ日本語吹き替え声優を数多く担当してきた声優の平田広明が、ゲストとして登場すると、漫画『ONE PIECE』の作者・尾田栄一郎氏が描いた暖簾(のれん)をプレゼントすると、デップは満面の笑みを浮かべていた。

 セレブステージも、自身のサイン会、撮影会のスケジュールが詰まっているため、わずか7分弱という短い時間だったが、デップの一挙手一投足にファンは大熱狂。デップ自身も「皆さんには、本当に深く、深く感謝しています。とても温かく、寛容で、親切。私を常に力強くサポートしてくれるんです」と感謝を伝えると大歓声が起こった。

 デップは「東京コミコン2025」の前にも、没入型アート展「A Bunch of Stuff – Tokyo」の内覧会&記者会見、そして自身が監督を手掛けた映画『モディリアーニ!』のジャパンプレミアとイベントに参加し、どちらも遅刻したことが報道されていた。

 それでも多くのファンを魅了し、ひとたび口を開けば、その言葉に聞き入ってしまうような魅力がある。賛否はありそうだが、稀代のスーパースターであることは間違いないだろう。

 クロージングセレモニーには、山本耕史(「東京コミコン2025」アンバサダー)、伊織もえ(「東京コミコン2025」PR 使)、LiLiCo(「東京コミコン2025」メインMC)、中丸雄一(「東京コミコン2025」メインMC)も登壇した。

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